NatureがNature Remoシリーズでローカルコントロール機能を提供開始、サーバー障害時でもエアコン操作が可能に
記事の要約
- Natureがスマートリモコンシリーズにローカルコントロール機能を追加
- Nature Remo Lapisが2月12日から新機能に対応開始
- サーバー障害時もWi-Fi経由でエアコン操作が可能に
Natureがスマートリモコンシリーズでサーバー障害時のエアコン操作機能を実装
Nature株式会社は、スマートリモコン「Nature Remo」シリーズ向けに、サーバーの障害時でもエアコンの操作を可能にする「ローカルコントロール機能」を2025年2月12日より提供開始した。この機能により、サーバーがダウンしている状況下でも、スマートフォンをNature Remoと同一のWi-Fiネットワークに接続することで基本的なエアコン操作が実行可能になっている。[1]
Nature Remo Lapisに搭載される本機能では、エアコンの電源ON/OFF、温度調整、モード選択、風量調節、風向調節といった幅広い操作が可能になっている。一方、2025年3月末までに対応予定のNature Remo 3およびNature Remo mini 2 / Premiumでは、ハードウェアの仕様上、エアコンの電源ON/OFFとモード選択の操作に限定されることになるだろう。
Nature Home アプリのバージョン50.1から利用可能な本機能では、Nature Remo Lapisのファームウェアをバージョン2.0.0以上にアップデートする必要がある。Nature Remo 3とNature Remo mini 2シリーズについては、3月末の機能リリース時にアプリとファームウェアのアップデート方法が公式サイトで案内される予定となっている。
Nature Remoシリーズのローカルコントロール機能まとめ
Nature Remo Lapis | Nature Remo 3 | Nature Remo mini 2/Premium | |
---|---|---|---|
対応開始時期 | 2025年2月12日 | 2025年3月末まで | 2025年3月末まで |
操作可能な機能 | 電源・温度・モード・風量・風向 | 電源・モード | 電源・モード |
必要アプリバージョン | ver 50.1以上 | ver 50.1以上 | ver 50.1以上 |
ローカルコントロールについて
ローカルコントロールとは、インターネット上のサーバーを介さずに同一ネットワーク内で機器を直接制御する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- インターネット接続やサーバー状態に依存せずに操作が可能
- 同一Wi-Fiネットワーク内での直接的な通信による安定性
- サーバー障害時のバックアップ制御手段として機能
Nature Remoシリーズでは2024年7月11日に発生した障害を踏まえ、システム安定化とともにローカルコントロール機能の開発が進められてきた。本機能の実装により、累計販売台数70万台を超えるスマートリモコンの信頼性と利便性が大幅に向上することになる。
参考サイト
- ^ Nature. 「サーバー障害時でも家の中でエアコンの操作が可能に!Nature Remo Lapis「ローカルコントロール機能」をリリース - Nature」. https://nature.global/press/release/22669/, (参照 25-02-14).
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