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イデアロジーが物流倉庫検索サービスア・ソコの地図機能を刷新、ハザードマップ連携で防災対策を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

イデアロジーが物流倉庫検索サービスア・ソコの地図機能を刷新、ハザードマップ連携で防災対策を強化

PR TIMES より


記事の要約

  • イデアロジーが倉庫検索サービスの地図アプリを刷新
  • ハザードマップ機能で物流倉庫周辺の災害リスクを確認可能
  • 運送会社別の輸配送ターミナル表示機能を追加

物流不動産DXサービスのア・ソコで地図アプリのリニューアルとハザードマップ機能を追加

株式会社イデアロジーは物流倉庫オンライン検索・契約サービス「ア・ソコ(à sôko)」の地図アプリを2025年1月29日にリニューアルした。このリニューアルによってヴィジュアルと処理速度が改善され、航空写真モードや地形図モード、3Dモードなどの新機能が追加されることで、物流倉庫の検索と確認がより直感的に行えるようになっている。[1]

国土交通省の「重ねるハザードマップ」のオープンデータを活用することで、全国の物流倉庫とその周辺における洪水や高潮、津波、内水といった水害リスクの確認が可能になった。物流会社や荷主企業は賃借を検討する物件または既に賃借中の物件周辺の水害リスクを把握し、災害への備えや防災・安全対策に活用できるだろう。

さらに輸配送ターミナルの表示機能が強化され、宅配便主要3社と路線便主要3社の運送会社別選択表示が可能になった。特にEC物流においてリードタイムの短縮に影響のある特定の宅配会社のターミナルとの至近性確認が容易になり、物流倉庫の賃借検討時の意思決定をサポートする機能となっている。

ア・ソコの新機能まとめ

地図表示機能 ハザードマップ機能 ターミナル表示機能
主な機能 航空写真・地形図・3Dモード 水害リスク確認 運送会社別選択表示
対象範囲 全物件 全国の物流倉庫周辺 主要宅配・路線便各3社
活用メリット 直感的な物件確認 防災・安全対策 リードタイム短縮
ア・ソコの詳細はこちら

物流不動産DXサービスについて

物流不動産DXサービスとは、物流倉庫の検索から契約までのプロセスを標準化・オンライン化したサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 物流倉庫のデータベースを活用した検索機能
  • 借り手と貸し手を直接マッチング
  • 契約締結までをオンラインで完結

イデアロジーが運営するア・ソコは日本最大級の物流倉庫データベースを保有しており、2025年1月8日時点で全国2,709棟3,051万坪超の物件と5,000超のテナント情報を提供している。今後は物流会社が運営する自社倉庫や冷凍冷蔵倉庫、危険物倉庫なども対象に加え、さらなるサービス拡充を図る予定だ。

物流不動産DXサービスに関する考察

物流不動産DXサービスの地図アプリにハザードマップ機能を追加したことは、自然災害リスクへの関心が高まる現代において非常に重要な取り組みである。物流倉庫の立地選定において水害リスクを事前に把握できることは、BCP対策の観点からも大きな意義を持つだろう。

今後の課題として、ハザードマップ機能で確認できる災害リスクの種類を地震や土砂災害などにも拡大することが考えられる。また、災害リスクに応じた対策事例や推奨される防災設備の情報提供など、より実践的な支援機能の追加も期待されるだろう。

物流不動産業界のDX推進において、オンラインプラットフォームの重要性は今後さらに高まることが予想される。特にAIやビッグデータを活用した需要予測や最適立地の提案など、より高度な意思決定支援機能の実装に期待が寄せられている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「地図アプリ刷新と「重ねるハザードマップ」機能追加のお知らせ | 株式会社イデアロジーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000091056.html, (参照 25-01-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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