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ラトックシステムが3.5インチHDD向けの高速RAIDケース2製品を発表、自動リビルド機能とUSB高速転送に対応して大容量データの管理が容易に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ラトックが3.5インチHDD2台用RAIDケースを発表
  • 5Gbpsと10Gbpsの2モデルをラインナップ
  • 2025年2月下旬と3月下旬に順次発売予定

ラトックシステムが高速転送対応の3.5インチHDD用RAIDケース2製品を発表

ラトックシステム株式会社は、3.5インチHDD2台が組み込めるRAIDケースとして、USB 5Gbps対応の「RS-EC32-R5G」とUSB 10Gbps対応の「RS-EC32-R10G」を2025年1月28日に発表した。両モデルは2011年に発売された「RS-EC32-U3Rシリーズ」の後継製品として、24TBの大容量HDDでも動作確認が完了している。[1]

5Gbpsモデルの「RS-EC32-R5G」は、ファンレスの静音設計により写真やドキュメントなど日常的なデータ管理に最適化され、RAID0で実測300MB/s超の転送速度を実現した。10Gbpsモデルの「RS-EC32-R10G」は冷却ファンを搭載し、RAID0で実測500MB/s超の高速転送が可能となっている。

両モデルはRAID1(ミラーリング)、RAID0(ストライピング)、LARGE(スパンニング)、STANDARDの4つの動作モードに対応している。さらに、HDDの異常発生時には自動リビルド機能により新しいHDDへのデータ再構築が可能となった。

RAIDケース2製品の仕様まとめ

RS-EC32-R5G RS-EC32-R10G
転送速度 USB 5Gbps(実測300MB/s超) USB 10Gbps(実測500MB/s超)
冷却方式 ファンレス静音設計 冷却ファン搭載
価格 12,100円(税込) 18,700円(税込)
発売時期 2025年2月下旬 2025年3月下旬

RAIDについて

RAIDとは「Redundant Array of Independent Disks」の略称で、複数のハードディスクを組み合わせてデータを管理する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数のHDDを1台のように扱えるストレージ技術
  • データの冗長性と高速アクセスを実現
  • 用途に応じて異なる構成方式を選択可能

RAIDケースでは、RAID1によるデータのミラーリングで信頼性を確保し、RAID0によるストライピングで高速なデータアクセスを実現することが可能である。ラトックシステムの新製品では、これらのRAID機能に加えて自動リビルド機能を搭載し、HDDの故障時にもデータを保護できる仕組みを実装している。

参考サイト

  1. ^ ラトックシステム株式会社. 「大切なデータはRAIDで守る!USB高速転送対応の3.5インチHDDケース2製品を発売|ラトックシステム公式サイト」. https://www.ratocsystems.com/topics/newproduct/250128/, (参照 25-01-30).

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