HENNGE OneとサイボウズのkintoneがAPI連携、グローバル企業のクラウドセキュリティ強化へ
PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- HENNGE Oneがサイボウズのkintoneとの連携を発表
- 海外向けkintoneへのシングルサインオンが可能に
- クラウドサービスのセキュリティ強化と利便性向上を実現
スポンサーリンク
HENNGE Oneと海外向けkintoneの連携によるクラウドセキュリティ強化
HENNGE株式会社は、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」がサイボウズ株式会社の「海外向けに提供するkintone」に対応したことを2024年8月19日に発表した。この連携により、HENNGE Oneを利用する企業は海外向けkintoneへのシングルサインオンが可能となり、複数IDやパスワードの管理から解放される。多要素認証によるアクセス制御機能も提供され、不正アクセスのリスクを軽減しつつ、kintoneの安全な利用が実現する。[1]
海外向けkintoneは、AWSのクラウドサービス基盤を利用したクラウドサービスで、北米地域、東南アジア、オセアニア地域で提供されている。一方、日本向けkintoneはサイボウズの自社開発クラウドサービス基盤「cybozu.com」を利用している。HENNGE Oneとの連携により、国内と海外の事業所で同等のセキュリティレベルを実現することが可能となった。
サイボウズ株式会社の執行役員 営業本部長 玉田 一己氏は、この連携を歓迎するコメントを発表している。業務の電子化や効率化が推進される中、HENNGE Oneによるクラウドサービスのセキュアなアクセスの重要性が高まっていると指摘。今後もパートナーシップを深め、顧客に最適なソリューションを提供していく意向を示した。
HENNGE Oneと海外向けkintone連携の特徴まとめ
HENNGE One | 海外向けkintone | |
---|---|---|
主な機能 | クラウドセキュリティ、シングルサインオン | ノーコード・ローコードでのアプリ開発 |
対象地域 | グローバル | 北米、東南アジア、オセアニア |
セキュリティ強化 | 多要素認証、アクセス制御 | HENNGE Oneとの連携によるセキュリティ向上 |
利用メリット | 複数ID・パスワード管理の軽減 | 簡単な業務システム化、効率化 |
基盤 | 独自開発 | AWS(Amazon Web Services) |
スポンサーリンク
シングルサインオンについて
シングルサインオンとは、複数のシステムやアプリケーションに対して一度の認証で利用可能になる仕組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- ユーザーの利便性向上と管理負荷の軽減
- セキュリティリスクの低減と統一的なアクセス管理
- 複数サービスへのスムーズなアクセスと生産性の向上
HENNGE Oneとkintoneのシングルサインオン連携により、企業は従業員の認証プロセスを簡素化しつつ、セキュリティを強化することが可能になる。特に海外拠点を持つ企業にとって、統一されたアクセス管理は情報セキュリティポリシーの一貫した適用を可能にし、グローバルな業務効率化とリスク管理の両立を実現する重要な要素となる。
HENNGE Oneとkintone連携に関する考察
HENNGE OneとkintoneのAPI連携は、クラウドサービスの利便性とセキュリティの両立という観点で画期的だ。特にグローバル展開を進める企業にとって、海外拠点と国内拠点で同レベルのセキュリティを確保できる点は大きなメリットとなる。一方で、異なるクラウド基盤(AWSと自社開発基盤)間での連携におけるデータの整合性や、障害発生時の責任分界点の明確化などが今後の課題となる可能性がある。
この連携が成功すれば、他のSaaSプロバイダーにも同様の動きが広がり、クラウドサービス間の相互運用性が向上する可能性がある。ただし、セキュリティレベルの異なるサービス間での連携には慎重な対応が必要だ。今後は、AIやブロックチェーンなどの先端技術を活用した、より高度なセキュリティ機能や、グローバルな法規制に対応した柔軟なポリシー設定機能などが求められるだろう。
また、この連携は日本発のグローバルSaaSの競争力強化にも寄与する。HENNGEとサイボウズのような国内トップクラスの企業が協力することで、海外市場での存在感を高められる可能性がある。今後は、さらなる機能拡張やユーザビリティの向上、グローバルサポート体制の強化などを通じて、世界市場でのシェア拡大を目指すことが期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「グローバル企業のクラウド活用を促進 〜HENNGE Oneの連携ソリューションに、ビジネスアプリ作成プラットフォーム「海外向けに提供するkintone」を追加〜 | HENNGE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000007098.html, (参照 24-08-20).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- M2M(Machine to Machine)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- NIC(Network Interface Card)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Microsoft Azureとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- MACアドレスフィルタリングとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- monlistとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- nofollowとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- nohupとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- NICT(情報通信研究機構)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- Looker Studioのデータをエクスポートする方法や注意点などを解説
- Microsoft Officeとは?意味をわかりやすく簡単に解説
- シスラボが9つの新規AWSソリューションを発表、企業の多様なクラウド課題解決に貢献
- ピンクリボンウオーク2024、WeRUNアプリ導入でオンライン参加が可能に、乳がん啓発活動のデジタル化が加速
- ラクスライトクラウドのblastengineがITトレンド EXPOに出展、SMTPリレーでメール配信の効率化を促進
- パーソルP&Tがラストワンマイル配送実証調査結果を公開、ドローン活用で配送コスト2割削減の可能性
- ゆめが丘ソラトスがNEW PORTを導入、フードコートのモバイルオーダーから館内外デリバリーまで多彩なサービスを展開
- テンダがDojoウェブマニュアルをITトレンドEXPOで紹介、製造業DXの推進に貢献
- MOICA AIBOTが月額サブスク型サービスを開始、企業の業務効率化と顧客満足度向上に貢献
- 三井住友カードがSansanを活用し営業DXを実現、顧客データ基盤の確立で業務効率化と売上拡大を達成
- 住信SBIネット銀行がGPT-4o搭載のAI電話自動応対システムを導入、顧客サービスの効率化と質向上を実現
スポンサーリンク