NECがセキュリティスキルチャレンジ2024を開催、セキュリティアウェアネス問題を新設し人材育成を強化

PR TIMES より
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記事の要約
- NECがグループ社員向けCTFコンテストを開催
- セキュリティアウェアネス問題カテゴリを新設
- 1000名以上が参加し累計9200名の社員が参加
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NECがグループ社員向けセキュリティスキルチャレンジ2024を開催、セキュリティ人材の育成を強化
NECは2024年11月1日から11月29日にかけて、グループ全社員向けのCTF形式によるオンラインコンテスト「NECセキュリティスキルチャレンジ2024」を開催し、2025年2月26日に表彰式を実施した。このコンテストはセキュリティの素養を持つ人材の発掘育成を目的としており、第10回目となる今回は1000名を超える社員が自主的に参加し、累計参加者数は約9200名に達している。[1]
新設された「セキュリティアウェアネス」カテゴリでは、社内のサイバーセキュリティダッシュボードの活用方法や不審メール受信時の報告手順、クラウドストレージのアクセス権設定など、実務に即した問題が出題された。コンテストの問題は、NECのエンジニアやCISO統括オフィスのエンジニアが中心となって作成している。
コンテストの参加者は一般部門が747名、エキスパート部門が313名となっており、実践的な技術力の向上だけでなく、社内ルールの理解促進やセキュリティ意識の向上にも大きく貢献している。NECは今後もセキュリティアウェアネス向上と人材育成に注力し、顧客のリスク低減に寄与していく方針だ。
NECセキュリティスキルチャレンジ2024の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
競技期間 | 2024年11月1日~11月29日(4週間) |
競技形式 | オンライン |
参加者数 | 1,060名(一般部門:747名、エキスパート部門:313名) |
出題数 | 全51問 |
出題ジャンル | ネットワーク、Web、ペンテスト、事故調査、防御・コンテナ、クラウド、バイナリ/Pwn、OSINT/MISC、セキュリティアウェアネス |
表彰式 | 2025年2月26日 |
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CTF(Capture The Flag)について
CTFとは、手を動かしながらフラグと呼ばれる"答え"を見つけ出し得点を競い合うセキュリティコンテストのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- ゲーム感覚で効果的にセキュリティ技術の学習が可能
- 実践的な技術力向上とスキル評価に有効
- 参加者が自主的に学習できる環境を提供
NECのセキュリティスキルチャレンジでは、従来の暗号化通信の解析やペネトレーションテストといった技術的な問題に加え、セキュリティアウェアネスのカテゴリを新設することで、より実践的な学習環境を提供している。このような取り組みは社員のセキュリティスキル向上と実務での活用に大きく貢献するだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「NEC、グループ社員向けCTF形式のセキュリティコンテストを開催~セキュリティアウェアネス問題を新設~ | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000849.000078149.html, (参照 25-03-07).
- NEC. https://jpn.nec.com/
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