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公開：2025-05-05

エブリーが全エンジニアとPdMにAIエディタCursorを導入、開発生産性10倍を目指し組織文化の変革へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• エブリーが全エンジニアとPdMにAIエディタCursorを導入
• 開発生産性10倍を目標とした効率化を推進
• AI活用を前提とした組織文化の醸成を目指す

エブリーがAIエディタCursorを全社導入

株式会社エブリーは開発生産性の向上と高品質なサービス提供を目指し、Anysphere社が開発する次世代AIコードエディタ「Cursor」を2025年5月2日に全エンジニアおよびプロダクトマネージャーに導入した。このAIエディタは、OpenAIの大規模言語モデルを基盤とし、リアルタイムでのコード補完や自然言語によるコーディング支援、既存コードの理解と編集サポートなどの機能を備えている。^[1]

エブリーは本導入を通じて、AIによる高度なコーディング支援によって実装時間を短縮し、エンジニアとプロダクトマネージャーがより創造的で本質的な業務に注力できる環境構築を目指している。開発部では開発生産性10倍を目標に掲げ、プログラム実装から機能のアイデア創出、企画立案、仕様策定、テストまで、あらゆる業務の効率化を促進していく。

また同社では、今後あらゆるプロダクトでAI活用が不可欠になると予測しており、日々の業務でAIに触れる機会を創出することで、AIを当たり前に使いこなす組織文化を醸成していく方針だ。これにより、AIを活用した新たな価値創造を主導し、イノベーションを推進することが期待される。

AIエディタCursorの機能まとめ

Cursorの詳細はこちら

大規模言語モデルについて

大規模言語モデルとは、膨大なテキストデータを学習し、人間の言語を理解・生成できる人工知能システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 自然言語によるコミュニケーションが可能
• コンテキストを理解した適切な応答を生成
• プログラミングコードの理解と生成をサポート

Cursorに搭載されている大規模言語モデルは、OpenAIが開発したものを基盤としており、プログラミングタスクに特化した機能を提供している。AIによるコード補完や編集サポートにより、エンジニアは複雑なコーディング作業を効率的に進めることが可能となり、より創造的な業務に時間を割くことができるようになる。

AIエディタCursorの導入に関する考察

AIエディタCursorの導入は、単なる開発効率化だけでなく、組織全体のAIリテラシー向上という側面でも重要な意味を持っている。日常的にAIツールを活用することで、エンジニアやプロダクトマネージャーがAIの可能性と限界を実践的に理解できるようになり、より効果的なAI活用戦略を立案できるようになるだろう。

一方で、AIへの依存度が高まることによる潜在的なリスクも考慮する必要がある。AIが生成したコードの品質管理や、セキュリティ面での影響を慎重に評価し、適切なガイドラインを設けることで、安全かつ効果的なAI活用を実現することが求められるだろう。

また、今後はAIエディタの機能をさらに拡張し、ユニットテストの自動生成やコードレビューの効率化、技術文書の作成支援など、より広範な開発工程をカバーすることが期待される。エブリーがAIツールを活用した開発プロセスの革新を推進し、業界全体のデジタルトランスフォーメーションを牽引することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「エブリー、AIエディタ「Cursor」を全エンジニアおよびプロダクトマネージャーに導入 | 株式会社エブリーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000403.000018729.html, (参照 25-05-05).
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