アクシスコミュニケーションズ、200以上の製品にJC-STAR★1適合ラベルを取得、IoTセキュリティ強化に貢献

PR TIMES より
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記事の要約
- アクシスコミュニケーションズが200以上の製品にJC-STARの★1適合ラベルを取得
- AXIS OSバージョン12以上と対応製品が対象
- IoT製品のセキュリティ向上に貢献する取り組み
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アクシスコミュニケーションズのJC-STAR適合ラベル取得
アクシスコミュニケーションズ株式会社は2025年5月21日、200以上の製品がIoT製品セキュリティ評価制度JC-STARの★1(レベル1)適合ラベルを取得したと発表した。これは、経済産業省が発表した「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づくもので、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営している制度だ。
AXIS OSバージョン12以上とそれをサポートする製品が対象であり、製品として共通して求められる最低限のセキュリティ要件を満たすことを宣言するものだ。適合ラベルは、製品に予め具備するセキュリティ機能の水準が確認されたことを意味し、QRコードから取得製品リストを確認できるようになっている。
同社は、EUのETSI EN 303 645、ドイツのBSI、シンガポールのCLS等の認証も取得しており、よりスマートで安全な世界の実現に向けた取り組みの一環として、日本でもJC-STARへの適合取得を進めていると説明している。今後、制度の進展に応じてより上位レベルの適合取得にも取り組む予定だ。
ユーザーによる対策も重要であり、搭載バージョンの最新維持などが推奨されている。同社のホームページではAXIS OSのサイバーセキュリティ強化ガイドやサイバーセキュリティ対応ポリシーなどを公開している。
JC-STAR適合製品一覧と関連情報
項目 | 詳細 |
---|---|
対象製品数 | 200以上 |
適合ラベルレベル | ★1(レベル1) |
対象OSバージョン | AXIS OSバージョン12以上 |
制度運営機関 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
制度根拠 | 経済産業省「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」 |
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JC-STARについて
JC-STARは、インターネットとの通信が行える幅広いIoT製品を対象としたセキュリティ機能評価・可視化制度だ。
- 共通的な物差しによる評価
- 二次元バーコード付き適合ラベルの付与
- 製品詳細やセキュリティ情報の容易な取得
調達者や利用者は、このラベルを目印にIoT製品を選定・調達することができるようになっている。
JC-STAR適合ラベル取得に関する考察
アクシスコミュニケーションズによるJC-STAR適合ラベルの取得は、同社のセキュリティへの取り組み姿勢を示すものであり、顧客からの信頼向上に繋がるだろう。しかし、レベル1は最低限の要件を満たすものであり、より高度なセキュリティ対策が求められる製品においては、今後のレベルアップが期待される。
今後、JC-STAR制度自体が進化し、より厳格な基準が設けられる可能性もある。その際には、アクシスコミュニケーションズは継続的なセキュリティ対策の強化と、制度への対応が必要となるだろう。そのためには、製品開発におけるセキュリティ設計の段階からの考慮や、継続的なセキュリティアップデートの提供が重要だ。
さらに、ユーザーへのセキュリティ啓発活動も重要となる。最新バージョンへのアップデートや、セキュリティ設定の適切な運用など、ユーザー側のセキュリティ意識向上のための情報提供を強化していくことが求められるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「アクシスコミュニケーションズ、200以上の製品においてセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)の適合ラベルを取得 | アクシスコミュニケーションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000091583.html, (参照 25-05-22). 2267
- 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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