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公開：2024-08-24

ヒューマンアカデミーとDplus KIAが提携、世界レベルのeスポーツ教育プログラムを展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 総合学園ヒューマンアカデミーとDplus KIAが提携
• EnvyTaylorコーチによる特別講義を開催
• 世界で活躍するプロ選手育成を目指す

ヒューマンアカデミーとDplus KIAのeスポーツ教育提携

総合学園ヒューマンアカデミーe-Sportsカレッジは世界で活躍するプロ選手を育成するため、Dplus KIAとパートナーシップ契約を締結した。この提携により、Dplus KIAのレインボーシックスシージ部門のコーチ「EnvyTaylor」氏による特別講義が実現することとなった。2年連続で高評価を得た特別講座を世界大会への参戦を目指している在校生に提供する。^[1]

特別講義は前期・後期に一回ずつ、韓国から全国11校舎を結ぶオンラインライブ型授業として実施される。講義内容には在校生の録画映像レビューや個別アドバイス、トレーニングルーチンと基礎トレーニングの紹介、在校生との交流会・質疑応答が含まれる。この取り組みは、日本のeスポーツ業界の発展と次世代プロ選手の育成を目指すものだ。

Dplus KIA（旧DWG KIA）は2017年に創立された韓国のeスポーツプロチームで、LOLやシージ、Valorantなど多くのメージャーゲームタイトルで世界大会参戦の常連チームとして知られている。EnvyTaylorコーチは、FearX元コーチ・アナリスト、SANDBOXGAMING元選手、Cloud9元IGL選手など豊富な経験を持つ人物だ。この提携により、日本のeスポーツ教育に新たな風を吹き込むことが期待される。

ヒューマンアカデミーとDplus KIAの提携内容まとめ

Dplus KIAの公式サイトはこちら

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使った競技のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• プロ選手やチームが存在し、大会やリーグ戦が開催される
• オンライン上で世界中のプレイヤーと競争できる
• 戦略性や反射神経、チームワークが求められる

日本では2021年にeスポーツリーグが設立されたが、プロ化の遅れなどが原因で世界から遅れをとっている現状がある。このような状況下で、総合学園ヒューマンアカデミーe-Sportsカレッジは海外の一流プロチームと提携した特別講義を継続的に実施することで、次世代の世界で活躍するプロ選手の育成を目指している。

ヒューマンアカデミーとDplus KIAの提携に関する考察

ヒューマンアカデミーとDplus KIAの提携は、日本のeスポーツ教育に新たな可能性をもたらす重要な一歩だ。世界的に著名なプロチームのコーチから直接指導を受けられる機会は、学生たちにとって貴重な経験となるだろう。この取り組みにより、日本のeスポーツ選手の技術力向上や国際競争力の強化が期待できる。

一方で、この提携に伴う課題も考えられる。オンラインでの講義形式では、対面指導と比べてコミュニケーションの質が低下する可能性があるため、効果的な双方向性の確保が求められる。また、言語の壁や文化の違いを乗り越えて、韓国のコーチの指導を日本の学生たちが十分に理解し、吸収できるかどうかも重要な課題となるだろう。

今後、この提携をさらに発展させるためには、単発の特別講義だけでなく、長期的な交流プログラムや合同トレーニングキャンプの実施なども検討すべきだ。また、レインボーシックスシージ以外のタイトルにも範囲を広げ、より多様なeスポーツ種目に対応した教育プログラムの開発が期待される。日本のeスポーツシーンの発展と、世界で活躍できる選手の輩出に向けて、この提携が果たす役割は大きいだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「Dplus KIA」と総合学園ヒューマンアカデミー　次世代eスポーツ教育で新たな協力体制を構築 | ヒューマンホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001598.000005089.html, (参照 24-08-24).

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