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公開：2024-08-24

サイバーステップがテラビットにAI生成ボクセルモデルを活用した新ワールド「夕闇バトルアリーナ」を公開、ゲーム制作の効率化と多様化に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サイバーステップがAI生成ボクセルモデルを活用
• 『テラビット』に新ワールド「夕闇バトルアリーナ」公開
• 期間限定の無料アバターパーツキャンペーン実施

テラビットにAI生成ボクセルモデルを活用した新ワールドが登場

サイバーステップ株式会社は2024年8月22日に、みんなで作るサンドボックスゲーム『テラビット』において、AI技術を用いたボクセルモデル生成プロジェクトを活用した新ワールド「夕闇バトルアリーナ」を公開した。このプロジェクトは株式会社Hakkyとの協力により進められており、キャラクターや一部のオブジェクトのボクセルモデルがAIによって生成されている。^[1]

「夕闇バトルアリーナ」では、2つのタイムアタックモードが楽しめる。一つは規定時間内にゾンビを倒す数を競うモードで、もう一つは次々と出現するグラディエーターの攻撃をどれだけ長く耐えられるかを競うモードだ。これらのゲームモードにより、プレイヤーは新しい挑戦を楽しむことができる。

さらに、新ワールドの公開を記念して、2024年8月22日から9月17日までの期間限定で無料のアバターパーツが入手可能となっている。ワールド内での条件達成やログインボーナス、さらにはランキングによるプレゼントなど、様々な方法でアバターパーツを獲得できる仕組みが用意されている。

テラビットの新ワールド「夕闇バトルアリーナ」の特徴まとめ

テラビットの公式サイトはこちら

ボクセルモデルについて

ボクセルモデルとは、3次元空間を立方体の集合体として表現する3Dモデリング手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ピクセルを3D空間に拡張した概念
• 直感的な3D構造の表現が可能
• データ容量が比較的小さい

テラビットでは、このボクセルモデルをAI技術によって生成することで、開発効率の向上とコンテンツの多様化を図っている。従来よりも少ない工数で3Dのボクセルモデルを完成させることができるため、短期間でのワールド制作が可能となり、プレイヤーにより多くのバラエティに富んだコンテンツを提供できるようになっている。

AIによるボクセルモデル生成に関する考察

AIによるボクセルモデル生成技術の導入は、ゲーム開発の効率化とコンテンツの多様化という点で非常に有望だ。開発コストの削減と制作速度の向上により、より頻繁に新しいワールドやキャラクターを追加することが可能となり、プレイヤーの興味を継続的に引きつけることができるだろう。一方で、AIによって生成されたモデルの品質管理や、人間のクリエイターとの役割分担など、新たな課題も生じる可能性がある。

今後は、AIによるモデル生成の精度向上や、より複雑な構造や動きを持つモデルの生成など、技術の更なる発展が期待される。また、プレイヤー自身がAI技術を活用してカスタムモデルを作成できるような機能の実装も、ゲームの魅力を高める可能性がある。このような機能は、ユーザー生成コンテンツの質と量を飛躍的に向上させ、ゲームの寿命を延ばすことにつながるだろう。

さらに、AIによるボクセルモデル生成技術は、テラビットに限らず、他のサンドボックスゲームやクリエイティブプラットフォームにも応用できる可能性がある。この技術の普及により、3Dコンテンツ制作の敷居が下がり、より多くのクリエイターが自由に表現できる環境が整うかもしれない。結果として、ゲーム業界全体のイノベーションが加速することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「みんなで作るサンドボックスゲーム『テラビット』にてAIによるボクセルモデルの生成を活用したワールドを新たに公開！ | サイバーステップ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000113626.html, (参照 24-08-24).

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