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公開：2024-08-31

リンクジャパンとNTT都市開発がIoTアプリ「HomeLink」を共同開発、ウエリス相模大野に初導入で次世代の暮らしを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• リンクジャパンとNTT都市開発がIoTアプリを開発
• ウエリス相模大野にHomeLink導入で暮らしをスマート化
• ワンアプリで住まいの様々な機能をコントロール可能

リンクジャパンとNTT都市開発がIoTプラットフォームアプリ「HomeLink」を共同開発

株式会社リンクジャパンとNTT都市開発株式会社は、IoTプラットフォームアプリ「HomeLink」を共同開発し、NTT都市開発のマンションブランド「ウエリス」に初めて導入したことを2024年8月29日に発表した。このアプリは、マンションでの暮らしに必要な様々な機能をワンアプリに集約し、より手軽な操作環境を実現している。^[1]

「HomeLink」の導入により、インターホンや給湯器の遠隔操作、エアコンやテレビなどの家電制御、マンションポータルサイトへのアクセス、取扱説明書の閲覧などが1つのアプリで可能になった。さらに、オンライン診療やオンライン服薬指導などのソフトサービスとの連携も実現しており、住まいのあらゆる機能をスマートフォン1台でコントロールできるようになっている。

この新しいIoTプラットフォームアプリは、神奈川県相模原市で建設中の「ウエリス相模大野」に初めて導入される。全173戸の大規模分譲マンションプロジェクトで、「家族に新しい笑顔を」をコンセプトに、忙しい日常生活をより便利で快適にし、心地よい次世代の暮らしを提供することを目指している。

「ウエリス相模大野」の概要

ウエリス相模大野の詳細はこちら

IoTプラットフォームアプリについて

IoTプラットフォームアプリとは、Internet of Things（モノのインターネット）技術を活用し、様々なデバイスやサービスを一元管理するためのアプリケーションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数のIoTデバイスを一つのインターフェースで制御可能
• データの収集・分析・可視化機能を提供
• 他のサービスやアプリケーションとの連携が容易

リンクジャパンとNTT都市開発が共同開発したHomeLinkは、マンションの様々な機能をワンアプリに集約することで、住民の利便性を大幅に向上させている。インターホンや給湯器の遠隔操作、家電制御、マンションポータルサイトへのアクセスなど、日常生活に密接に関わる機能を一元管理することで、スマートな暮らしを実現している。

IoTプラットフォームアプリ「HomeLink」に関する考察

HomeLinkの導入は、マンション住民の生活利便性を大幅に向上させる可能性を秘めている。特に、複数のアプリやWebページを行き来する必要がなくなることで、高齢者や技術に不慣れな住民にとっても使いやすいインターフェースを提供できるだろう。一方で、セキュリティやプライバシーの観点から、個人情報の保護や不正アクセスの防止に関する十分な対策が求められる。

今後の課題として、アプリの安定性や信頼性の確保が挙げられる。一つのアプリに多くの機能を集約することで、システムの複雑性が増し、障害発生時の影響が大きくなる可能性がある。そのため、定期的なアップデートやバグ修正、24時間体制のサポート体制の構築などが重要になるだろう。また、ユーザーフィードバックを積極的に収集し、継続的な機能改善を行うことで、より使いやすいアプリへと進化させていく必要がある。

将来的には、AI技術の統合によって、居住者の生活パターンを学習し、最適な環境制御や省エネ提案を行うなど、より高度なスマートホーム機能の実現が期待される。また、地域コミュニティとの連携機能や、災害時の情報共有システムなど、マンション全体の安全性や快適性を高める機能の追加も検討の余地がある。HomeLinkの進化が、次世代の都市生活のスタンダードを形作っていくことになるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「リンクジャパン×NTT都市開発　IoTプラットホームアプリ「HomeLink」を分譲マンション「ウエリス」仕様に開発・初導入 | 株式会社リンクジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000027777.html, (参照 24-08-31).

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