SBテクノロジーがSaaSパトロールを強化、SKYSEA Client Viewと連携しシャドーIT対策を改善
PR TIMES より
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記事の要約
- SBテクノロジーがSaaSパトロールを強化
- SKYSEA Client Viewと連携し機能追加
- シャドーIT対策とユーザー管理を改善
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SaaSパトロールがSKYSEA Client Viewと連携しシャドーIT対策を強化
SBテクノロジー株式会社は、社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」に、新たな機能を追加した。この機能は、Sky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View(オンプレミス版)」との連携を可能にするものだ。2024年8月30日に発表されたこの機能強化により、企業のIT部門はより効果的にシャドーITを検知し管理できるようになった。[1]
SaaSパトロールは、メールスキャンによってSaaSの検知を行い、管理画面上で検知したサービスや利用者の許可状況などを管理・可視化できるサービスだ。今回の連携機能追加により、SKYSEA Client Viewのwebアクセスログを取得し、インターネット経由で利用しているサービスを検知することが可能になった。これにより、IT部門が把握できていないサービス(シャドーIT)の検知や、サービスごとに利用者の適切な管理を行うことができるようになっている。
新機能では、検知結果を「許可」「要申請」「禁止」の分類ごとにサービス数を確認でき、サービスごとの利用ユーザーも把握できるようになった。また、ユーザー別にSaaS利用状況を確認できる機能も追加された。これらの機能強化により、企業はセキュリティリスクの軽減や、システム管理による担当者の業務効率化を実現することが可能となっている。
SaaSパトロールの新機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
SKYSEA Client View連携 | Webアクセスログを取得し、SaaS利用を検知 |
サービス分類 | 「許可」「要申請」「禁止」でサービス数を確認 |
ユーザー別利用状況 | 個々のユーザーのSaaS利用状況を把握 |
上長確認機能 | 部下メンバーの利用サービスを確認可能 |
検知期間 | 過去180日間の利用状況から検知可能 |
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シャドーITについて
シャドーITとは、IT部門が把握・管理していない情報システムやクラウドサービスの利用を指す用語だ。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 従業員が個人的に導入したソフトウェアやサービス
- セキュリティリスクやコンプライアンス違反の可能性
- IT部門の管理外で使用されるため、把握が困難
SaaSパトロールのような管理ツールは、シャドーITの検出と管理に重要な役割を果たす。SKYSEA Client Viewとの連携により、Webアクセスログを通じてシャドーITの検知が可能になり、企業はより包括的なIT資産管理とセキュリティ対策を実施できるようになった。これにより、情報漏洩やコンプライアンス違反のリスクを軽減し、効率的なIT運用を実現することが期待される。
SaaSパトロールの機能強化に関する考察
SaaSパトロールのSKYSEA Client Viewとの連携は、企業のIT管理者にとって非常に有用な機能強化だと言える。Webアクセスログを活用したシャドーIT検知により、これまで把握が困難だった社内のSaaS利用状況を可視化できるようになり、セキュリティリスクの軽減とコンプライアンス強化に大きく寄与するだろう。また、ユーザー別の利用状況確認機能は、より細やかな管理を可能にし、無駄なライセンス費用の削減にもつながる可能性がある。
一方で、この機能強化に伴い、プライバシーに関する懸念が生じる可能性がある。従業員のWebアクセスログを詳細に分析することで、個人の行動パターンが明らかになる可能性があるため、企業は適切な利用ポリシーの策定と従業員への説明が必要になるだろう。また、検知されたシャドーITの扱いについても、一律に禁止するのではなく、業務効率化に貢献している場合は正式な導入を検討するなど、柔軟な対応が求められる。
今後、SaaSパトロールには、AIを活用したリスク分析機能やクラウドサービス間の連携状況の可視化機能などが追加されることが期待される。また、モバイルデバイスやIoTデバイスなど、多様化する企業のIT環境に対応した検知・管理機能の拡充も重要だろう。SBテクノロジーには、変化の速いIT環境に柔軟に対応し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する総合的なソリューションの提供を期待したい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「SaaS利用状況を可視化、一元管理する「SaaSパトロール」がSKYSEA Client Viewと連携 | SBテクノロジー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000591.000007357.html, (参照 24-09-01).
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