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公開：2024-09-06

スマートフォンの利用実態調査結果が公開、メール・LINEが最重要機能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• スマホの主な役割は「メール・LINE・チャット」
• 在宅時にスマホを置きっぱなしやトイレ持ち込みが4割
• 外出時にスマホを忘れると67.1%が取りに戻る

スマートフォンの利用実態調査結果が公開

株式会社クロス・マーケティングは2024年9月4日、全国20歳～69歳の男女973名を対象に実施した「スマートフォンとの関係に関する調査（2024年）」の結果を公開した。この調査では、スマートフォンの役割として重視されている機能や、家庭内外での使用状況などが明らかになっている。スマートフォンが現代の生活に欠かせない存在となっていることが改めて浮き彫りになった。^[1]

調査結果によると、スマートフォンの機能として最も重視されているのは「メール・LINE・チャット」で24.9%、次いで「ネット検索・閲覧」が20.0%となった。年代別では、20代は「SNS利用・動画視聴」、40～50代は「ネット検索・閲覧」、60代は「通話」がそれぞれ他の年代より高い割合を示している。この結果は、年齢層によってスマートフォンの利用目的が異なることを示唆している。

家庭内でのスマートフォン利用に関しては、「定位置にだいたい置きっぱなし」「トイレに持っていくこともある」が共に4割を占めた。年代が上がるほど定位置に置く傾向が強く、20代では家の中でも肌身離さず持ち歩く人が多いことが判明した。外出時にスマートフォンを忘れた場合、67.1%の人が取りに戻ると回答しており、スマートフォンへの依存度の高さが顕著に表れている。

スマートフォン利用実態調査結果まとめ

スマートフォン依存に関する考察

スマートフォンが生活に欠かせない存在となっている現状は、コミュニケーションの即時性や情報アクセスの利便性を向上させた一方で、過度の依存によるデジタルデトックスの必要性も浮き彫りにしている。特に、外出時にスマートフォンを忘れた際に67.1%もの人が取りに戻るという調査結果は、スマートフォンへの依存度の高さを如実に示しており、心理的・社会的な影響を考慮する必要があるだろう。

今後、スマートフォン依存に関する問題が深刻化する可能性がある一方で、テクノロジーの進化によって、よりシームレスでストレスフリーな利用環境が整備されることも期待される。例えば、ウェアラブルデバイスとの連携強化やAI技術の活用により、スマートフォンを常に手に持つ必要性が減少し、より自然な形でデジタル機能を活用できるようになる可能性がある。

スマートフォンメーカーやアプリ開発者には、ユーザーの健康的な利用を促進する機能の実装が求められるだろう。例えば、使用時間の可視化やデジタルウェルビーイングを支援する機能の強化が考えられる。同時に、教育機関や企業においても、適切なスマートフォン利用に関する啓発活動や、オフライン時間の重要性を認識させる取り組みが必要になってくるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「スマホの役割は1位「メール・LINE・チャット」2位「ネット」　在宅時には「定位置に置きっぱなし」「トイレ持ち込み」が4割 | 株式会社クロス・マーケティングのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000552.000004729.html, (参照 24-09-06).

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