ハードウェア

HARDWARE

公開：2024-09-07

DJIが超小型ドローン「DJI Neo」を発表、セキドが初心者向け飛行ガイド付きで販売開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• DJIがコンパクトドローン「DJI Neo」を発表
• AIトラッキングや音声操作など多彩な機能を搭載
• セキドが初心者向け飛行ガイド付きで販売開始

DJI Neoの発売とセキドによる販売開始

DJI社は2024年9月5日、コンパクトな手のひらサイズのドローン「DJI Neo」を発表した。このドローンは135gの軽量ボディながら、AIトラッキングや音声操作など高度な機能を搭載し、簡単な操作で4K Vlog撮影が可能となっている。DJI正規販売代理店のセキド社は、同日よりDJI Neoの取り扱いを開始した。^[1]

DJI Neoの特徴として、本体のボタン操作だけで手のひらから離着陸が可能な点が挙げられる。また、6つの撮影モードを搭載し、AIアルゴリズムによる被写体トラッキング機能により、初心者でも本格的な映像撮影が楽しめるようになっている。さらに、スマートフォンや送信機、ゴーグルなど様々な方法での操作に対応している。

セキドではDJI Neoの販売にあたり、初心者向けの飛行ガイド付きセットを用意している。また、DJI認定ストア東京虎ノ門では実機の展示とフライト体験が可能となっており、9月11日には横浜で無料のフライト体験会も開催予定だ。これにより、ユーザーは購入前にDJI Neoの性能を直接確認することができる。

DJI Neoの主要機能まとめ

DJI Neo商品一覧はこちら

AIトラッキングについて

AIトラッキングとは、人工知能を用いて特定の被写体を自動的に追跡し続ける技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 被写体を自動認識し、フレーム内に収め続ける
• 複雑な動きにも追従可能な高度なアルゴリズムを使用
• ユーザーの操作負担を軽減し、安定した映像撮影を実現

DJI Neoに搭載されたAIトラッキング機能は、サイクリングやスケートボード、ハイキングなど様々なアクティビティでの撮影に活用できる。被写体を常にフレームの中心に捉え続けることで、プロフェッショナルな映像制作が可能となり、初心者でも高品質な動画コンテンツを作成できるようになっている。

DJI Neoの発売に関する考察

DJI Neoの発売は、ドローン市場に新たな変革をもたらす可能性がある。特に、手のひらサイズの軽量ボディと高度な機能の両立は、これまでドローン操作に躊躇していた層にも訴求力があるだろう。また、AIトラッキングや音声操作などの先進機能は、ユーザーの創造性を大きく拡張し、空撮映像の質と多様性を向上させることが期待される。

しかし、今後の課題として、小型ドローンの飛行規制や安全性の問題が浮上する可能性がある。特に都市部での使用や、プライバシー保護の観点から、新たなガイドラインや法規制の整備が必要になるかもしれない。DJIやセキドなどの関連企業は、ユーザー教育や安全機能の強化に一層注力し、社会との調和を図りながら市場を拡大していく必要があるだろう。

将来的には、AIの更なる進化により、より高度な自律飛行や状況認識能力を持つドローンの登場が期待される。例えば、複数のDJI Neoを連携させた群制御や、AIによる最適な撮影アングルの自動選択など、クリエイティブな表現の幅を大きく広げる機能の追加が待たれる。DJI Neoを皮切りに、ドローン技術と映像制作の融合が加速し、新たな表現手法や産業応用が生まれる可能性は大いにある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「AIトラッキングによる自動飛行で4K Vlog撮影も楽しめるドローン「DJI Neo」発売！セキド限定の初心者向け飛行ガイド付きを販売 | 株式会社セキドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000783.000016343.html, (参照 24-09-07).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ハードウェア」に関するコラム一覧「ハードウェア」に関するニュース一覧