DX

ディーエックス

公開：2024-09-16

アセンドが物流大学校講座で運送業界DXを解説、物流の2024年問題対策や経営改革の必要性を講義

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アセンドが物流大学校講座で運送業界DXを解説
• 物流の2024年問題対策やDXの基本を講義
• 次世代経営者向け総合物流講座で2年連続登壇

アセンドが物流大学校講座で運送業界のDXを解説

アセンド株式会社は2024年9月18日に、愛知県トラック協会主催の物流大学校講座にて「運送業界のDX」と題する講義を実施することを発表した。本講座は次世代経営者が物流と経営を総合的に学ぶ日本で唯一の総合物流講座であり、約30の講義から構成されている。アセンドは物流の2024年問題対策や中長期を見据えた経営改革・DXの必要性について解説する予定だ。^[1]

物流大学校講座は愛知県トラック協会が主催する日本唯一の総合物流教育プログラムで、今年で32期目を迎える。物流業界の第一線で活躍する実務経験者や学識者、物流経営士が講師を務め、次世代の物流経営者や経営幹部に必要な知識や技術を養成することを目指している。本課程を修了すると、全日本トラック協会から「物流経営士」の認定を受けることが可能となる。

講義は2024年9月18日の9時から12時まで、中部トラック総合研修センター（愛知県みよし市）で開催される。講師を務めるアセンド株式会社の代表取締役日下瑞貴氏は、外資系コンサル会社でのサプライチェーンマネジメント案件経験を持ち、野村総合研究所では官公庁や業界団体向けの物流業界に関する政策提言・戦略策定プロジェクトに従事した経歴を持つ。全国のトラック協会や業界団体等で多数の講演実績がある。

物流大学校講座の概要

令和6年度の講座一覧はこちら

DXについて

DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術を活用して企業の業務プロセスや事業モデルを変革することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存のビジネスモデルを根本から変革
• 顧客体験の向上と業務効率化を同時に実現
• データ活用による意思決定の高度化

運送業界におけるDXは、物流の2024年問題対策としても注目されている。アセンド株式会社が提供する運送管理システム「ロジックス」は、運送事業者の業務効率化や経営DXを支援するツールの一例だ。このような取り組みを通じて、運送業界全体の生産性向上や競争力強化が期待されている。

物流大学校講座におけるDX教育に関する考察

物流大学校講座でDXが取り上げられることは、運送業界の未来を見据えた重要な取り組みだ。特に次世代経営者や経営幹部を対象としていることから、業界全体のデジタル化推進に大きな影響を与える可能性がある。ただし、DXの導入には初期投資や従業員の再教育など、さまざまな課題も存在するため、講義ではこれらの点についても十分に言及する必要があるだろう。

今後の課題として、DX推進に伴うデータセキュリティの強化や、AIやIoTなどの先端技術の活用方法の具体化が挙げられる。これらの問題に対しては、業界団体や政府機関との連携強化、専門家の育成、先進事例の共有などが解決策となり得る。また、中小企業向けのDX支援策や、デジタル人材の確保・育成プログラムの整備も重要になってくるだろう。

将来的には、ブロックチェーン技術を活用した配送追跡システムや、自動運転技術の実用化など、より高度なDXの実現が期待される。物流大学校講座には、これらの最新技術動向や将来展望についても積極的に取り上げ、受講者のイノベーション意識を高める役割が求められる。業界全体のDX推進を加速させるためにも、継続的な教育プログラムの拡充と、実践的なワークショップの導入などが今後の課題となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「トラック協会主催「物流大学校」が今年も開講。運送業界のDXについて解説いたします | アセンド株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000071415.html, (参照 24-09-16).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧