SGA(System Global Area)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SGA(System Global Area)とは

SGAとはSystem Global Areaの略称で、オラクルデータベースにおける共有メモリ領域を指します。オラクルデータベースのインスタンスが起動すると、SGAが確保されます。

SGAは、データベース・バッファ・キャッシュ、共有プール、ラージ・プール、Java プール、ストリーム・プール、Redo ログ・バッファなどの複数のメモリ領域で構成されています。これらのメモリ領域は、データベース処理に必要なデータやSQL文、PL/SQLブロックなどを格納するために使用されます。

SGAのサイズは、初期化パラメータファイル(init.ora)のパラメータ設定によって決定されます。適切なSGAサイズの設定は、データベースのパフォーマンスに大きな影響を与えるため、重要な調整ポイントとなります。

SGAは、接続しているすべてのユーザーやプロセス間で共有されるメモリ領域であり、データベースの効率的な運用に欠かせない役割を果たしています。オラクルデータベースの構造や動作を理解する上で、SGAの概念を把握することは非常に重要です。

以下では、SGAを構成する主要なメモリ領域の役割や、SGAに関連するパフォーマンス・チューニングのポイントなどについて、より詳しく説明していきます。SGAの適切な管理は、オラクルデータベースの安定運用とパフォーマンスの最適化に直結するテーマです。

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