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公開：2024-10-01

ダイオーズが福利厚生EXPOに出展、小川珈琲とのアライアンスでエシカルコーヒーを提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ダイオーズが【東京】福利厚生EXPO[秋]に出展
• 小川珈琲とのアライアンス契約締結を発表
• 世界チャンピオンのバリスタによる実演を実施

ダイオーズの福利厚生EXPO出展とコーヒー業界の未来への取り組み

株式会社ダイオーズ ジャパンは2024年10月2日から3日間開催される第10回【東京】福利厚生EXPO[秋]に出展することを発表した。本展のテーマは「未来に繋げるコーヒー」であり、京都の老舗コーヒーロースターである小川珈琲株式会社とのアライアンス契約締結を実現している。SDGsに賛同する両社が、グローバルな視点からコーヒー業界の未来を考え、生産者とオフィスコーヒーを繋げる取り組みをスタートさせるのだ。^[1]

展示会ブースでは、小川珈琲のチーフバリスタである吉川寿子氏（WORLD LATTE ART CHAMPIONSHIP 2013 優勝）監修のレシピを搭載したFRANKE（スイス製コーヒーマシン）でオフィス内エンゲージメントの向上を提案する。また、初日にはダイオーズとグローバル包括的顧問契約を締結し、製品監修を担う株式会社Philocoffea代表の粕谷哲氏（World Brewers Cup2016 優勝）もブースに登場し、世界チャンピオンの「夢の共演」が実現する。

さらに、ダイオーズから小川珈琲のエシカルコーヒー豆「GRANCAシリーズ」の発売が正式に発表された。GRANCAシリーズは、生産者の顔が見える認証を取得したコーヒーのみを採用しており、オフィスやホテルなどでの利用を通じて、1杯のコーヒーが具体的にどのように未来のコーヒー業界に繋がるのか、サステナブルを真剣に考えるプロジェクトとなっている。

ダイオーズと小川珈琲の取り組みまとめ

ダイオーズの公式サイトはこちら

エシカルコーヒーについて

エシカルコーヒーとは、生産者や環境に配慮して生産されたコーヒーのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 生産者の労働環境や賃金に配慮した公正な取引
• 環境保護や生物多様性の維持に貢献する持続可能な栽培方法
• 生産地域の社会的発展に寄与する取り組み

ダイオーズと小川珈琲が提供するGRANCAシリーズは、このエシカルコーヒーの概念に基づいて生産されている。認証を取得したコーヒー豆のみを使用することで、消費者は1杯のコーヒーを通じてコーヒー産業の持続可能性に貢献できる。オフィスや公共施設での導入は、企業のCSR活動や従業員の意識向上にも繋がる可能性がある。

ダイオーズと小川珈琲の取り組みに関する考察

ダイオーズと小川珈琲のアライアンスは、オフィスコーヒー市場にサステナビリティの概念を導入する画期的な取り組みである。特に、世界チャンピオンバリスタの監修によるレシピと高品質なエシカルコーヒーの組み合わせは、オフィス環境での従業員満足度向上に大きく寄与する可能性がある。一方で、エシカルコーヒーの導入にはコストがかかることが予想され、企業がこの価値をどのように評価し、導入を決定するかが課題となるだろう。

今後起こりうる問題として、エシカルコーヒーの供給安定性や品質の一貫性の維持が挙げられる。これらの課題に対しては、生産者との長期的な関係構築や技術支援、品質管理システムの強化などが解決策として考えられる。また、消費者教育も重要で、エシカルコーヒーの価値や意義を広く伝えることで、企業や個人の選択基準に影響を与えることができるだろう。

将来的には、AIやIoT技術を活用したコーヒーマシンの開発や、ブロックチェーンを利用したコーヒー豆のトレーサビリティシステムの構築など、テクノロジーとの融合によるさらなる革新が期待される。ダイオーズと小川珈琲の取り組みは、コーヒー業界全体のサステナビリティ向上の先駆けとなり、他企業への波及効果も大きいと考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ダイオーズは【東京】福利厚生EXPO[秋]に出展いたします | 株式会社ダイオーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000110448.html, (参照 24-10-01).

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