弥生が中小企業向けM&Aサービスをバトンズへ移管、「BATONZ」プラットフォームでの展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

弥生が中小企業向けM&Aサービスを移管
バトンズとの業務提携で「BATONZ」へ移行
弥生PAP会員向けに特別プランを提供

弥生のM&Aサービス「弥生のあんしんM&A」がバトンズへ移管

弥生株式会社は中小企業のM&A・事業承継ニーズへの対応拡大を目的として、株式会社バトンズと業務提携を2024年10月1日に決定した。この提携に伴い、「弥生のあんしんM&A」は2024年12月末を目途に弥生内での新規M&A案件の受付やマッチングサービス等の提供を終了し、バトンズが提供するM&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」へ移管される。^[1]

弥生は中小企業庁が定めるM&A支援機関の認定を受け、中小企業向けM&Aプラットフォーム「弥生のあんしんM&A」を提供してきた。今回の業務提携はサービスの品質およびユーザーの価値向上を目的としており、「弥生のあんしんM&A」は2024年11月以降を目途に「BATONZ」へ移管される予定だ。

「BATONZ」は累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1のM&A・事業承継支援プラットフォームである。弥生をご利用いただいていたユーザーは、よりM&Aが成約しやすくなるメリットがある。また、弥生PAP会員向けにも、バトンズのパートナープログラムが特別に提供される予定だ。

弥生のM&Aサービス移管の詳細

項目	詳細
提携先企業	株式会社バトンズ
移管サービス	弥生のあんしんM&A
移管先サービス	BATONZ
移管予定時期	2024年11月以降
新規M&A案件受付終了時期	2024年12月末目途
特別提供	弥生PAP会員向けバトンズパートナープログラム

M&A・事業承継支援プラットフォームについて

M&A・事業承継支援プラットフォームとは、企業の合併・買収や事業の引き継ぎを支援するためのオンラインサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

買い手と売り手のマッチング機能を提供
M&Aや事業承継に関する情報や専門知識を提供
オンラインでの案件管理や進捗確認が可能

「BATONZ」は累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1のM&A・事業承継支援プラットフォームだ。専門家サポートとDXを組み合わせた最先端のM&A支援サービスを提供しており、「誰でも、どこでも、簡単に、自由に、M&Aができる社会を実現する」ことをビジョンに掲げている。

弥生のM&Aサービス移管に関する考察

弥生のM&Aサービスがバトンズへ移管されることで、ユーザーにとってはより高い成約率や幅広い案件へのアクセスが期待できる。バトンズの持つ業界トップシェアの実績や専門知識を活用することで、中小企業のM&A・事業承継ニーズにより効果的に応えられるようになるだろう。一方で、サービスの移行に伴う混乱や、既存ユーザーの不安も予想される。

今後の課題としては、スムーズなサービス移行とユーザーサポートの充実が挙げられる。弥生とバトンズは、既存ユーザーに対して丁寧な説明と支援を行い、新サービスへの移行をサポートする必要があるだろう。また、弥生PAP会員向けの特別プランの詳細や、移行後のサービス品質の維持・向上についても、明確な情報提供が求められる。

中長期的には、この業務提携が中小企業のM&A・事業承継市場全体にどのような影響を与えるかが注目される。弥生の顧客基盤とバトンズの専門性の融合により、市場の活性化や新たなサービス創出につながる可能性もある。両社の強みを生かした相乗効果を発揮し、中小企業の事業継続と発展を支援する取り組みの更なる進化に期待したい。