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笠間市とフォーカスシステムズがICTを活用した幼稚園での園児見守り実証実験を開始、BLEビーコンで置き去り防止を目指す

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

笠間市とフォーカスシステムズがICTを活用した幼稚園での園児見守り実証実験を開始、BLEビーコンで置き去り防止を目指す

より


記事の要約

  • 笠間市がICTを活用した園児見守り実証実験を開始
  • "こっちこっち"アプリで園児の置き去り防止を目指す
  • BLEビーコンを用いて園児の位置を追跡し安全を確保

笠間市とフォーカスシステムズが幼稚園でICT見守りサービスの実証実験を実施

株式会社フォーカスシステムズと茨城県笠間市は、2024年10月11日に幼稚園での人の見守りサービスの実証実験開始を発表した。この実験では「学校法人さくら学園 認定こども園 さくら幼稚園」において、園外活動時の園児置き去り防止アプリケーション"こっちこっち"の有用性を検証する。[1]

実証実験では園児にBLEビーコン(FCS1301)を装着し、公園での活動中に機器の装着感や使用感を確認する。この技術により園児が先生から一定距離以上離れた場合、スマートフォンとスマートウォッチにアラート通知が届き、置き去りを防止することが可能となる。

本実験は10月18日に報道機関向けに公開される予定だ。フォーカスシステムズと笠間市は、この技術を活用することで園児の安全確保と保育者の負担軽減を目指している。実験結果を基に、将来的には見守りサービスの活用シーンを拡大することも検討されている。

ICTを活用した子ども見守りサービスの実証実験概要

項目 詳細
実施場所 学校法人さくら学園 認定こども園 さくら幼稚園
園外活動場所 笠間芸術の森公園
対象クラス 3歳児クラス
対象人数 最大45人
取材可能日 2024年10月18日(金)10:00~ 約2時間
使用技術 BLEビーコン(FCS1301)、"こっちこっち"アプリケーション
"こっちこっち"の詳細はこちら

BLEビーコンについて

BLEビーコンとは、Bluetooth Low Energyを使用した小型の無線発信器のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 低消費電力で長時間の連続使用が可能
  • 小型軽量で携帯性に優れている
  • 位置情報の送信や近接検知に利用可能

本実証実験では、フォーカスシステムズのIoT製品であるBLEビーコン(FCS1301)が使用される。このデバイスを園児に装着することで、"こっちこっち"アプリケーションと連携し、園児の位置を正確に把握できる。これにより、園外活動時の安全性が向上し、保育者の負担軽減にも貢献することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ . 「笠間市が幼稚園で実施するICTを活用した見守り実証実験を公開 | 株式会社フォーカスシステムズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000085937.html, (参照 24-10-13).

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