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公開：2024-10-18

MiYO ORGANICのTrash to Treasureがグッドデザイン賞受賞、廃棄物のアップサイクルで循環型社会に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• MiYO ORGANICのTrash to Treasureがグッドデザイン賞受賞
• 廃棄物をアップサイクルし循環させるプラットフォームを構築
• ホテルアメニティや廃棄物を家具や内装材に再利用

MiYO ORGANICのTrash to Treasureがグッドデザイン賞を受賞

株式会社ミヨオーガニックは2024年10月16日にアップサイクルサービス「Trash to Treasure / トラッシュ トゥ トレジャー」が2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。このサービスは事業廃棄物を回収しアップサイクルすることで同一施設または同一事業で循環させるプラットフォームであり環境性とデザイン性の両立が評価された。^[1]

Trash to Treasureは事業廃棄物を資源として活用し素材に応じた最適な工場やデザイナーと協力することでゴミを宝物に変え循環消費を生み出すアップサイクルのプラットフォームだ。使用→回収→分別→成形→再使用のプロセスとデザインを通してゴミへの意識改革を促す製品と仕掛け作りを行っている。

このサービスでは竹歯ブラシや竹ヘアコームなどの使用済みホテルアメニティからカップやコースターを製作するほかペットボトルキャップをミニカーに再利用している。また廃棄物を回収して同じホテル内で使用する家具や内装材に成形するなど施設内での循環を生み出す取り組みも行っている。

Trash to Treasureの特徴まとめ

Trash to Treasure公式サイトはこちら

アップサイクルについて

アップサイクルとは廃棄物や不要になったものを新しい製品や素材に生まれ変わらせるリサイクルの一形態であり主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 元の製品よりも価値の高い製品を生み出す
• 廃棄物の削減と資源の有効活用を同時に実現
• デザイン性と環境配慮を両立させる

Trash to Treasureはアップサイクルの概念を事業廃棄物に適用し同一施設または事業内での循環を実現するプラットフォームだ。竹素材やプラスチック類などの廃棄ごみを回収し適切な工場やデザイナーと連携することで美しい商品に作り変えている。この取り組みは資源の有効活用だけでなくゴミに対する意識改革にも貢献している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【2024年度 グッドデザイン賞 授賞】竹素材やプラスチック類などの廃棄ごみを製品化するアップサイクルサービス「Trash to Treasure / トラッシュ トゥ トレジャー」 | 株式会社ミヨオーガニックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000121921.html, (参照 24-10-18).

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