セキュリティ

SECURITY

公開：2024-10-23

ペンタセキュリティがクロスパワーとパートナーシップを締結、AWS WAF運用管理とクラウド型WAFサービスの展開を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ペンタセキュリティがクロスパワーとパートナーシップ契約を締結
• AWS WAFの運用管理サービスとクラウド型WAFサービスを展開
• クラウド環境のセキュリティ強化とサポート体制の充実を実現

AWS WAF特化のCloudbric WMSとCloudbric WAF+の提供開始

ペンタセキュリティ株式会社は、AWS WAFに特化した運用管理サービス「Cloudbric WMS」とクラウド型WAFサービス「Cloudbric WAF+」の提供を開始し、クロスパワーとパートナーシップ契約を2024年10月22日に締結した。企業のクラウド移行が加速する中、約6割の企業がAWSを利用しており、セキュリティ対策の重要性が高まっている。^[1]

Cloudbric WMSは独自開発の高度な攻撃検知エンジンを備え、AWS WAFの導入から運用までを24時間365日体制でサポートする機能を実装している。専門知識やリソースが不足する企業でも高度なセキュリティ環境を構築できるようになったため、運用負荷の軽減に大きく貢献するだろう。

Cloudbric WAF+は日本・韓国・米国で特許を取得した高度な攻撃検知技術を搭載し、WAF・DDoS攻撃対策・SSL証明書・脅威IP遮断・悪性ボット遮断の5つの機能を統合している。マネージドサービス付きで専門家がいない企業でも導入が容易であり、多様化するサイバー攻撃から企業のWebシステムを保護できる。

Cloudbricサービスの主要機能まとめ

Cloudbric WMSの詳細はこちら

WAFについて

WAFとは「Web Application Firewall」の略称で、Webアプリケーションを保護するためのセキュリティシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• Webアプリケーションへの不正なアクセスを検知・遮断
• SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を防御
• リアルタイムでの監視とログ分析が可能

AWS WAFはAmazon Web Servicesが提供するマネージド型WAFサービスで、企業のWebアプリケーションを様々な脅威から保護する機能を備えている。Cloudbric WMSはAWS WAFの運用管理を支援し、独自の攻撃検知エンジンと24時間365日のモニタリング体制で、より強固なセキュリティ環境を実現できる。

Cloudbricサービスに関する考察

Cloudbricサービスの最大の利点は、専門知識やリソースが不足する企業でも高度なセキュリティ対策を実現できる点である。特にAWS WAFの運用管理をマネージドサービスとして提供することで、企業のセキュリティ運用における人材不足や技術的な課題を解決することができるだろう。

今後の課題として、クラウドサービスの多様化に伴う異なるクラウドプラットフォームへの対応が必要となる可能性が高い。マルチクラウド環境での一元的なセキュリティ管理や、クラウド間でのセキュリティポリシーの統一的な適用が求められるだろう。

新機能の展開としては、AIを活用した脅威検知の強化や、ゼロトラストセキュリティへの対応が期待される。クラウド環境における新たな脅威に対応するため、継続的な技術革新と機能拡張が重要な鍵となるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ペンタセキュリティ、クロスパワーとパートナーシップ契約を締結 | ペンタセキュリティ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000032363.html, (参照 24-10-23).

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