DX

ディーエックス

公開：2024-10-24

学研メディカルサポートがX-point Cloudを導入、決裁期間の半減とコスト削減で業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 学研メディカルサポートがX-point Cloudを導入し決裁期間を半減
• 稟議書の承認期間が2.5日から1日に短縮され効率化を実現
• 申請処理の効率化により年間約250万円のコスト削減を達成

クラウド型ワークフローX-point Cloudの導入効果

株式会社エイトレッドは、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」の導入事例として株式会社学研メディカルサポートの実績を2024年10月23日に公開した。学研メディカルサポートは医療・看護領域向けの教育コンテンツを制作する企業であり、申請承認業務のデジタル化による業務効率化を目指してX-point Cloudを導入したのだ。^[1]

X-point Cloudは専門的な知識がなくても申請フォームや複雑な承認ルートを作成可能な点が高く評価され、長年ワークフローシステムを主力事業として提供し続けているエイトレッド社のサービスの信頼度も導入の大きな判断材料となった。年間の申請件数は約5,000件にのぼり、稟議書のデジタル化だけでなく在宅勤務や休日出勤の届出に関する申請業務のデジタル化も実現している。

従来2～3日程度かかっていた稟議書の承認が約1日で完了するようになり、意思決定の迅速化が実現された。申請書の保管や処理にかかる手間も大幅に削減され、申請1件につき約15分の作業時間が節約されるなど、年間約250万円の経費削減効果を生み出している。

X-point Cloud導入による効果まとめ

X-point Cloudの詳細はこちら

クラウド型ワークフローについて

クラウド型ワークフローとは、申請・承認業務をクラウド上で電子的に処理するシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 場所や時間を問わずアクセス可能なクラウドベースのシステム
• 紙の文書を電子化し承認プロセスを効率化
• 申請状況の可視化とデータの一元管理が可能

X-point Cloudは専門知識がなくても申請フォームや承認ルートを作成できる点が特徴的で、エイトレッド社の豊富な導入実績に裏付けられた信頼性の高いワークフローシステムとなっている。学研メディカルサポートでは総務課のメンバーが中心となってシステムの運用を5年以上継続しており、非情報システム部門でも十分に運用可能なシステムであることが実証されている。

X-point Cloudのペーパーレス化に関する考察

X-point Cloudの導入により、稟議書の承認期間が半減したことは意思決定の迅速化という観点で大きな成果と言える。医療・看護領域の教育コンテンツを制作する学研メディカルサポートにとって、業務効率化による時間の創出は新サービス開発などの本業に注力できる環境整備につながっているだろう。

今後の課題としては、承認ルートの最適化やワークフローの継続的な改善が挙げられる。システムの導入だけでなく、業務プロセス自体の見直しや社内規定の整備なども並行して進めることで、より高い効率化効果を得られる可能性がある。データの蓄積と分析を通じて、さらなる業務改善につなげていくことが重要だ。

X-point Cloudには今後、AIによる承認ルートの自動最適化機能やチャットボットによる申請サポート機能などが追加されることが期待される。システムの進化により、より直感的な操作性と高度な自動化が実現すれば、さらなる業務効率化とコスト削減が可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社学研メディカルサポートが、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」導入により決裁にかかる期間を半分以下に短縮し、組織運営の迅速化を実現 | 株式会社エイトレッドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000050743.html, (参照 24-10-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧