日本計画研究所がHard to Abateセクターのカーボンニュートラル化セミナーを開催、化学工学会の意見書を基に具体的な戦略を解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

日本計画研究所がカーボンニュートラルセミナーを開催
早稲田大学教授の松方正彦氏が講師として登壇
Hard to Abateセクターの脱炭素化戦略を解説

Hard to Abateセクターのカーボンニュートラル化に向けたセミナー開催

日本計画研究所は排出削減が困難なセクターにおけるカーボンニュートラルへの道筋について解説するセミナーを2024年11月19日に開催することを発表した。早稲田大学理工学術院先進理工学研究科応用化学専攻教授の松方正彦氏を講師として招聘し、化学工学会が公表した意見書の内容を踏まえた具体的な戦略を詳説する予定である。^[1]

セミナーでは鉄鋼業や化学産業などのHard to Abateセクターにおける課題と対策について、原料調達から生産工程までの包括的な視点で解説が行われる予定だ。特に周南コンビナートの事例を用いて、サプライチェーンを活用したカーボンニュートラル化の具体的な方策についての議論も展開されるだろう。

参加者は会場での受講やライブ配信、アーカイブ配信から受講方法を選択することが可能となっている。名刺交換や交流会の機会も設けられており、業界関係者とのネットワーク構築や新規ビジネス創出の場としても活用できる内容となっているのだ。

セミナーの概要

セミナー名	排出削減が困難（Hard to Abate）なセクターにおけるカーボンニュートラルへの道筋
日程	2024/11/19(火) 16:30~18:30
会場	株式会社日本計画研究所
会場住所	〒106-0047 東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
概要	鉄鋼業や化学産業などの排出削減が困難なセクターにおけるカーボンニュートラル化の道筋について、化学工学会の意見書を基に解説する。サプライチェーンを活用した具体的な方策も提示する。
主催	株式会社日本計画研究所
備考	受講料：33,570円（税込） 2名以降：28,570円（社内・関連会社で同時申込の場合）会場受講・ライブ配信・アーカイブ配信（2週間）から選択可能

セミナーの詳細はこちら

Hard to Abateについて

Hard to Abateとは、技術的・経済的な制約により温室効果ガスの排出削減が困難な産業セクターのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

化石資源を原料として使用する製造プロセス
生産工程で大量のエネルギーを必要とする産業
代替技術の導入に多大なコストと時間を要する

鉄鋼業や化学産業などのHard to Abateセクターは、原料として石油や石炭などの化石資源を使用し、生産工程で大量のエネルギーを必要とするため、カーボンニュートラル化が特に困難とされている。一方で素材産業は長いサプライチェーンを経て製品化されるため、付加価値の創出という観点から脱炭素化への取り組みが重要な意味を持つのである。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【JPIセミナー】「排出削減が困難（Hard to Abate）なセクターにおけるカーボンニュートラルへの道筋」11月19日(火)開催 | 株式会社日本計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001121.000042328.html, (参照 24-10-25).

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