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パナソニックがアクセラレータープログラムを通年制に刷新、スタートアップとの共創で新規事業を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

パナソニックがアクセラレータープログラムを通年制に刷新、スタートアップとの共創で新規事業を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • パナソニックがアクセラレータープログラムBatch1採択企業5社を決定
  • 2024年度は通年募集型プログラムとして発展
  • 空間CXやDXなど多様な分野で共創を推進

パナソニック エレクトリックワークス社のアクセラレータープログラム2024

パナソニック エレクトリックワークス社は、ReGACY Innovation Group株式会社と共同でアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」を2024年7月4日より開始した。このプログラムでは通年制での参加スタートアップ募集を導入し、エントリー時期の自由化によって柔軟な共創活動を実現している。[1]

プログラムには50件以上の応募があり、第一弾としてBatch1採択企業5社が選出された。採択企業には株式会社アブストラクトエンジンや株式会社イノビオットなどが含まれ、空間CXや建設DXなど多様な分野でのイノベーション創出を目指している。

中長期的な技術開発やユースケース開発が必要となる全社的重要テーマにも取り組んでおり、今後はBatch2採択企業の選定も予定されている。2025年3月18日にはデモデイの開催も決定し、新規事業創出の加速を図っている。

Batch1採択企業の詳細まとめ

企業名 採択テーマ 提案内容
株式会社アブストラクトエンジン 空間CX スタジアム・地域演出を活用した次世代エンターテイメントシティ構築
株式会社イノビオット その他 プログラマブル照明「ILLUMME」の有用性・実用性の検証
株式会社CONOC 建設・建物DX 電気工事会社向け原価管理DXの実現
株式会社EpicAI DX 設計図面の作図・見積もり自動化プロジェクト
MODE, Inc 建設・建物DX 生成AI×IoTを活用した電動工具の業務効率化ソリューション構築
アクセラレータープログラムの詳細はこちら

アクセラレータープログラムについて

アクセラレータープログラムとは、スタートアップ企業の成長を加速させるための支援プログラムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 大企業との共創機会の提供
  • 事業開発支援やメンタリング
  • 技術検証や実証実験の機会提供

パナソニックのアクセラレータープログラムでは、くらしインフラの変革を目指し優れた技術やノウハウを持つスタートアップとの共創を推進している。2024年度からは通年募集型に進化し、中長期的な技術開発やユースケース開発にも注力することで、より多様な共創機会を創出している。

パナソニックのアクセラレータープログラムに関する考察

通年募集型プログラムへの転換により、スタートアップ企業の参加機会が大幅に拡大し、より柔軟な共創活動が可能になった。採択企業の提案内容を見ると、AIIoT技術の活用や建設DXなど、社会的ニーズの高い分野での革新的なソリューション開発が期待できる。

一方で、複数のスタートアップとの同時進行による開発管理や、リソース配分の最適化が課題となる可能性がある。中長期的な技術開発テーマに取り組む際には、スタートアップの事業継続性と、パナソニック側の開発体制の整備が重要になるだろう。

今後は採択企業間の連携促進や、パナソニックの既存事業とのシナジー創出にも期待が高まる。特に建設・建物DX分野では複数の採択企業が選出されており、業界全体のデジタル化推進に向けた相乗効果が期待できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「パナソニック エレクトリックワークス社のアクセラレータープログラム2024 Batch1 採択企業5社を決定 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005986.000003442.html, (参照 24-11-09).
  2. Panasonic. https://panasonic.jp/

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