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マイクロンが業界最速のPCIe Gen5対応60TB SSD ION 6550を発表、データセンターの高密度化と省電力化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

マイクロンが業界最速のPCIe Gen5対応60TB SSD ION 6550を発表、データセンターの高密度化と省電力化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • マイクロンが業界最速の60TB SSD「ION 6550」を発表
  • エクサスケールデータセンター向けに高密度化を実現
  • 電力効率と耐久性を大幅に向上させた設計を採用

マイクロンのMicron 6550 ION NVMe SSDが業界最高性能を実現

マイクロンは2024年11月12日、業界初のPCIe Gen5対応E3.S 60TBデータセンター向けSSD「Micron 6550 ION NVMe SSD」の顧客向け認証プロセスを開始した。本製品は世界最速の転送速度を誇り、エクサスケールデータセンターの導入要求に応えるため、トップクラスの性能や省電力性、耐久性、セキュリティ、ラック密度を提供する設計となっている。[1]

Micron 6550 IONは最大電力で14GB/sという高速な転送速度を実現しながら、わずか20ワットの消費電力で12GB/sという卓越したパフォーマンスを発揮することが可能である。競合製品と比較して最大20%の省電力性を実現し、AIワークロードの膨大な容量と電力要件に対応する大容量ストレージソリューションとなっている。

さらにMicron 6550 IONは、業界先進の省電力型G8 NANDを採用することで、競合する60TB SSDと比較して1ワットあたりのシーケンシャル読み取りが179%高速化され、読み取り帯域幅が179%拡大している。また、NVIDIA Magnum IO GPUDirect Storageで147%の性能向上と104%の電力効率改善を実現することが可能だ。

Micron 6550 ION NVMe SSDの性能比較まとめ

項目 詳細
最大転送速度 14GB/s(最大電力時)
省電力時の転送速度 12GB/s(20ワット時)
容量 61.44TB
電力効率改善率 最大20%(競合製品比)
性能向上率 シーケンシャル読み取り179%高速化
対応規格 PCIe Gen5、E3.S、OCP 2.5
Micron 6550 IONの詳細はこちら

エクサスケールデータセンターについて

エクサスケールデータセンターとは、1秒間に100京回以上の演算処理が可能な超高性能コンピューティング環境を実現するデータセンターのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 超大規模な演算処理能力を持つインフラストラクチャ
  • 高密度な計算リソースと大容量ストレージの統合
  • 高効率な電力管理と冷却システムの実装

エクサスケールデータセンターでは、高性能なストレージシステムが不可欠であり、Micron 6550 ION NVMe SSDのような大容量高速ストレージが重要な役割を果たしている。特にAIワークロードやビッグデータ分析において、高速なデータアクセスと効率的な電力管理を両立させることで、システム全体の性能向上に貢献することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「マイクロン、業界最速、優れた電力効率を備えた60TB SSDを発表 | マイクロンメモリジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000055229.html, (参照 24-11-15).
  2. NVIDIA. https://www.nvidia.com/ja-jp/

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