Honjo stateが防火ブランケットFire shield1800を発表、バッテリー火災対策の新たなソリューションとして注目
PR TIMES より
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記事の要約
- Honjo stateが防火ブランケット「Fire shield1800」を展開
- バッテリー火災対策として窒息消火方法を提供
- 販売・共同企画パートナーを募集開始
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バッテリー火災への新たな対策として防火ブランケットを提供
株式会社Honjo stateは、急増するEV/バッテリー火災や二次火災への対策として、防火ブランケット「Fire shield1800」の多様な業界への展開を2024年11月14日に発表した。この製品は施設内常備や携行を想定しており、実社会の防災能力向上を目指して、販売・共同企画パートナーの募集を開始している。[1]
Fire shield1800は水や薬剤を使用せずに素早く消火が可能で、火炎成長による燃焼の拡大や二次災害の防止に効果を発揮する製品となっている。韓国では学校や病院、駅などの公共施設に加え、民間企業のオフィスや駐車場、貨物船、アパートなどでの配備が進んでおり、地域全体での火災リスク対応の動きが広がっている。
東京消防庁の発表によると、リチウムイオン電池関連の火災は2013年の19件から2023年には167件と急増しており、2024年6月末時点で既に107件が発生している状況だ。Fire shield1800は、このような増加傾向にあるバッテリー火災への対策として、効果的な解決策となることが期待されている。
Fire shield1800の仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品サイズ | 6×9m(カスタマイズ可能) |
素材 | ガラス繊維/HighSilica特殊防炎コーティング |
使用回数 | 約30回(使用環境により変動) |
主な特徴 | 水や薬剤不使用、素早い消火、二次災害防止 |
適用範囲 | EV火災、バッテリー火災、禁水性物質の火災 |
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リチウムイオンバッテリーについて
リチウムイオンバッテリーとは、充電式電池の一種で、高いエネルギー密度と長寿命が特徴的な電池システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 物理的損傷や短絡で発火リスクあり
- 火災時に非常に高温になり再燃の可能性
- 消火後も化学反応が継続し有毒ガスを発生
リチウムイオンバッテリーは、電気自動車や蓄電池設備など、様々な製品に使用されており、脱炭素化社会の実現に重要な役割を果たしている。しかし火災時には通常の消火方法では対応が難しく、初期消火段階での迅速かつ適切な対応が不可欠となっている。
防火ブランケットに関する考察
防火ブランケットの導入は、従来の消火方法では対応が困難なバッテリー火災への効果的な解決策となる可能性を秘めている。特に韓国での導入事例が示すように、公共施設から民間施設まで幅広い場所での活用が期待でき、地域全体の防災能力向上に大きく寄与するだろう。
今後の課題として、防火ブランケットの適切な設置場所の選定や、緊急時の迅速な対応のための訓練体制の確立が挙げられる。これらの課題に対しては、消防機関との連携強化や、定期的な防災訓練の実施によって解決できる可能性が高いだろう。
新しい防火技術の開発と普及は、今後さらに加速するEVやバッテリー製品の普及に不可欠な要素となっている。防火ブランケットの技術革新により、より軽量で扱いやすい製品の開発や、より広範な用途への対応が期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「地域全体で取り組める防災対策 ~普及するスマートシティ構想と増加するE-mobilityに向けた新たな火災リスクマネジメント~ | 株式会社Honjo stateのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000130260.html, (参照 24-11-15).
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