グッドバトンが病児保育予約サービスあずかるこちゃんを明石市で導入、スマホからの予約と施設登録が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

明石市で病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」を導入
市内3施設で空き状況確認と予約がスマホから可能に
施設ごとの登録手続きがデジタル化で一元化

グッドバトンのあずかるこちゃん病児保育サービスが明石市で導入開始

株式会社グッドバトンは病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育」を2024年11月15日より兵庫県明石市の3施設すべての病児・病後児保育室で導入を開始した。このサービス導入により保護者はスマートフォンから空き状況の確認や予約申込が可能になり、施設ごとに必要だった登録用紙の提出もデジタル化されることで利便性が向上している。^[1]

あずかるこちゃんは保護者と病児保育室をつなぐ予約サービスであり、LINEやウェブブラウザから予約申込が可能になっている。施設スタッフは煩雑な事務作業から解放され保育に集中でき、自治体は地域の委託先病児保育室の情報を一元管理できるようになったため、病児保育の利用ハードルが大幅に下がることが期待される。

現在あずかるこちゃんは250施設、22自治体で導入されており、登録児童数は16万人を突破している。病児保育の利用経験がない保護者が88%にのぼる中、手続きの煩雑さが利用を遠ざけている現状を改善し、病児保育を必要とする保護者と空きがある病児保育室が時間の縛りなくつながることで、病児保育事業の発展に貢献するだろう。

あずかるこちゃん病児保育の主な機能まとめ

項目	詳細
予約方法	LINEまたはウェブブラウザから予約可能
導入状況	250施設、22自治体、登録児童数16万人
主な機能	空き状況確認、予約申込、キャンセル、デジタル登録
利用料金	サービス利用は無料（病児保育は各施設の料金体系による）

あずかるこちゃんの詳細はこちら

病児保育について

病児保育とは、病気や病み上がりなどで通常の保育施設や学校に通えない子どもを、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かるサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

専門の保育士や看護師による専門的なケア
子どもの体調に合わせた適切な保育環境の提供
保護者の就労支援と子育て支援の両立

全国の就労女性300人へのアンケートによると、病児保育の利用経験がない人が88%にのぼり、75%が病児保育について詳しく知らない状況にあることが判明している。手続きの煩雑さが利用を遠ざけている要因となっているため、あずかるこちゃんのようなデジタル化された予約システムの導入が利用促進につながるだろう。