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Prusa ResearchがCoreXY方式の新型3DプリンターCORE Oneを発表、アクティブ温度制御で高機能素材への対応を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

Prusa ResearchがCoreXY方式の新型3DプリンターCORE Oneを発表、アクティブ温度制御で高機能素材への対応を強化

PR TIMES より


記事の要約

  • Prusa ResearchがCoreXY方式の新型3Dプリンターを発表
  • 完全密閉型で高温素材にも対応可能なアクティブ温度制御
  • 2025年1月から出荷開始で価格は1199 USD

Prusa CORE Oneの特徴とアクティブ温度制御システム

Prusa Researchは、完全密閉型のCoreXY方式を採用した新型3Dプリンター「Prusa CORE One」を2024年11月19日にドイツ・フランクフルトのFormnextで発表した。アクティブ温度制御機能を備えた新型プリンターは250×220×270 mmの広いビルドボリュームを提供し、PLAやPETGだけでなくASA、ABS、PC、ナイロンなどの高機能素材にも対応している。[1]

新型プリンターはロードセルセンサーを活用した自動調整機能により手動での調整が一切不要で、さらにGPIOハッカーボードや加速度センサーなど多くの拡張機能にも対応している。プルサリサーチはリモートでのプリント監視や管理が可能な「Prusa Connect」システムを新たに搭載し、オプションでUSB-Cカメラによる印刷監視機能も提供する。

既存のMK4Sユーザー向けには2025年3月にコンバージョンキットがリリースされ、既存プリンターをPrusa CORE Oneへアップグレードすることが可能だ。コンバージョンキットの価格は449 USD(税抜)で、将来的には高効率なフィルターシステムやドライボックスなどのアクセサリーも発売される予定である。

Prusa CORE Oneの機能と価格まとめ

項目 詳細
ビルドボリューム 250×220×270 mm
対応素材 PLA、PETG、ASA、ABS、PC、ナイロン
主要機能 完全密閉型、アクティブ温度制御、自動調整機能
拡張機能 GPIOハッカーボード、加速度センサー、USB-Cカメラ
発売時期・価格 2025年1月、1199 USD(税抜)
コンバージョンキット 2025年3月、449 USD(税抜)
Prusa CORE Oneの詳細はこちら

CoreXY方式について

CoreXY方式とは、3Dプリンターの動作機構の一つで、2つのモーターを使用してX軸とY軸の移動を制御する方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高速かつ高精度な印刷が可能
  • 2つのモーターが固定されているため振動が少ない
  • ベルトドライブによる滑らかな動作を実現

CoreXY方式は従来のカルテシアン方式と比較して、プリントヘッドの動きが非常に滑らかで高速な印刷が可能となっている。Prusa CORE Oneでは完全密閉型のCoreXY方式を採用することで、高温素材の印刷時でも安定した温度環境を維持しながら、精密な造形を実現することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「Prusa Research 新製品「Prusa CORE One」発表! | Prusa Research a.s.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000149901.html, (参照 24-11-22).

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