finalがゲーム専用ワイヤレスイヤホンVR3000 Wirelessを発表、超低遅延接続で没入感を向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

finalがゲーム専用ワイヤレスイヤホンVR3000 Wirelessを発表
超低遅延接続とハイブリッドANCを搭載し没入感を向上
2024年12月5日より15,800円で発売開始

VR3000 Wirelessの特徴とゲームプレイへの貢献

株式会社finalは、ベストセラーの有線イヤホンVR3000 for Gamingの後継機となるVR3000 Wirelessを2024年11月25日より予約開始することを発表した。VR3000 Wirelessは同梱の超低遅延USBトランシーバーによって20ms以下のレイテンシーを実現し、PlayStation 5やNintendo Switch、PCなど幅広いプラットフォームでの使用が可能になっている。^[1]

Windows PCでの使用時にはオーディオミキサー機能によりゲームとチャットの音量を個別に調整することが可能であり、PlayStation 5では本体のゲイン設定変更による細かな音調整を実現している。高性能デュアルMEMSマイクとノイズリダクション機能により、ゲームプレイ中のボイスチャットも快適に楽しめるようになった。

専用アプリfinal CONNECTに対応しており、ノイズキャンセリングモードの切り替えや10バンドイコライザーによる音質調整が可能となっている。IPX5の防水性能も備え、8時間の連続使用時間を実現し、充電ケース使用時は最大28時間までバッテリー駆動が可能だ。

VR3000 Wirelessの機能仕様まとめ

項目	詳細
型番	FI-VR3DPLTW
通信方式	Bluetooth 5.2
対応コーデック	SBC, AAC
連続使用時間	8時間(ANC ON時)/11時間(最大)
充電時間	2時間(イヤホン)/2時間(充電ケース)
防水性能	IPX5

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超低遅延通信について

超低遅延通信とは、デバイス間のデータ転送における遅延時間を極限まで短縮する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

音声データの伝送遅延を20ms以下に抑制
有線接続に匹敵する高速なデータ転送を実現
ゲームプレイにおける音声とゲーム画面の同期性を向上

VR3000 Wirelessでは専用の超低遅延USBトランシーバーを採用することで、Bluetooth接続でありながら有線に匹敵する遅延性能を実現している。このトランシーバーはPlayStation 5やNintendo Switchなどの家庭用ゲーム機にも対応しており、幅広いプラットフォームでの使用が可能だ。

VR3000 Wirelessに関する考察

VR3000 Wirelessは、有線モデルの優れた音質特性を維持しながら、ワイヤレス化による利便性向上を実現している点が高く評価できる。特に20ms以下という超低遅延通信の実現は、競技性の高いゲームにおいて重要な要素となるため、ゲーマーにとって大きな魅力となるだろう。

一方で、Bluetooth接続を採用していることから、複数の機器を同時に接続する際の切り替えや、他のBluetooth機器との干渉が課題となる可能性がある。将来的にはマルチポイント接続への対応や、より安定した通信を実現するための新たな技術の導入が期待される。

さらに、専用アプリによるカスタマイズ機能は、ユーザーの好みに合わせた音質調整を可能にしている点で評価できる。今後はAI技術を活用した音質最適化や、よりインタラクティブな音響体験を実現する機能の追加にも期待が持てるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ゲーム専用イヤホンVR3000がワイヤレスに進化！ “YOU WINなイヤホン” VR3000 Wirelessがついに誕生　超低遅延接続＆ハイブリッドANC搭載でゲームプレイがより快適に | 株式会社finalのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000121822.html, (参照 24-11-26).
NEC. https://jpn.nec.com/

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