Soradynamicsが産業用小型ドローンHayate 2の受注を開始、第二種型式認証取得で本格展開へ
PR TIMES より
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記事の要約
- Soradynamicsが産業用小型ドローンHayate 2の注文受付開始
- 赤外線カメラ搭載モデルなど2種類のラインナップを提供
- 第二種型式認証取得を進め2025年3月頃にデリバリー開始予定
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Soradynamicsの産業用ドローンHayate 2シリーズ
Soradynamics株式会社は産業用の国産ドローン「Hayate 2」の注文受付を2024年11月25日より開始した。インフラ点検や測量、行政機関向けに設計された機体で、基本モデル「Hayate 2」が988,000円(税抜)、赤外線カメラ搭載モデル「Hayate 2+」が1,780,000円(税抜)での展開となっている。[1]
Hayate 2シリーズには機体とカメラ、プロポ、バッテリー1個、三連充電器、プロペラガードが標準で付属し、オプションとしてバッテリーやプロペラ、プロペラガード、プロポ用外付けバッテリー、RTKなどが用意されている。現在レベル3対応の第二種型式認証取得を進めており、2025年3月頃のデリバリー開始を予定しているのだ。
Hayate 2シリーズは8K撮影に対応し、光学10倍・ハイブリッド160倍のズーム機能を搭載している。通信距離は5kmで、2.4GHzと5.7GHzの周波数帯に対応しており、5.7GHzは無線局開局者のみが使用できる仕様となっている。
Hayate 2シリーズの仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
軸間距離 | 480mm |
重量 | 1.6kg |
最大飛行時間 | 40分 |
最大飛行速度 | 21m/s |
耐風速度 | 15m/s |
IP等級 | IP45 |
最大画像サイズ | 8K |
ズーム | 光学ズーム10倍/ハイブリッドズーム160倍 |
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第二種型式認証について
第二種型式認証とは、機体の安全性や信頼性を評価・認定する制度のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 第三者の上空での飛行を可能にする認証制度
- 高度150m以上の飛行が可能になる認証
- 国土交通省による安全性の評価基準を満たす必要がある
Hayate 2シリーズは現在、レベル3対応の第二種型式認証取得を進めており、2025年2月より全国で飛行デモンストレーションを実施する予定だ。この認証取得によって、インフラ点検や測量などの産業用途での活用範囲が大きく広がることが期待される。
Hayate 2シリーズに関する考察
Hayate 2シリーズは高性能なカメラと長時間飛行を両立し、産業用ドローンとして優れた基本性能を備えている。特に8K撮影や160倍ズームなどの高度な撮影機能は、インフラ点検や測量などの精密な作業において大きな価値を提供することが期待できるだろう。
今後の課題として、天候条件による飛行制限や複数機体の同時運用、データ管理などの運用面での対応が必要になってくる。特に産業用途では安定した運用が重要であり、メンテナンス体制の充実やソフトウェアアップデートによる機能強化が求められるだろう。
将来的には、AIによる自律飛行や障害物回避、リアルタイムデータ解析などの機能追加が期待される。産業用ドローン市場は今後も拡大が予想されており、国産ドローンメーカーとしての技術力と信頼性の向上が重要な鍵となっていくはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「Soradynamicsが国産の産業用小型ドローン「Hayate 2」の注文受付を開始 | Soradynamics株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000143208.html, (参照 24-11-27).
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