SmartHR採用サイトがWebグランプリでダブル受賞、アクセシビリティ重視の設計が高評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社SmartHRは2024年11月27日、同社の採用サイトが第12回Webグランプリ企業グランプリ部門において、コーポレートサイト賞とアクセシビリティ賞で優秀賞を受賞したことを発表した。2024年は73社が参加し、相互審査方式によって優れた功績を残した企業が選出されている。^[1]

SmartHRの採用サイトは2024年3月に株式会社トルクの制作協力のもと大幅なリニューアルを実施した。このリニューアルでは、バリュー・カルチャーを伝えるデザインとウェブアクセシビリティへの対応を重視し、社員のスタンスを表現したトップコピーやバリューを展開したグラフィック制作に注力している。

SmartHRは採用サイトにおいて、弱視・ロービジョンユーザーへのコントラスト比の配慮、キーボード操作性の確保、アニメーション停止機能の実装など、アクセシビリティを考慮した設計を行っている。2024年11月時点で従業員数は1,200名を突破し、2026年入社者より新卒1期生の採用も開始した。

項目	詳細
受賞内容	コーポレートサイト賞優秀賞、アクセシビリティ賞優秀賞
リニューアル時期	2024年3月
制作協力	株式会社トルク
アクセシビリティ対応	コントラスト比の設定、キーボード操作性、アニメーション停止機能
デザイン特徴	バリュー・カルチャーの視覚化、社員写真の活用

ウェブアクセシビリティとは、障害の有無や環境に関わらず、誰もがウェブサイトを利用できるようにする考え方や取り組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

SmartHRの採用サイトでは、弱視・ロービジョンユーザー向けのコントラスト比設定やキーボード操作性の確保など、具体的なアクセシビリティ対応を実施している。アクセシビリティ賞の審査では、複数のチェックツールによるスコア化と専門家による実地検証を経て評価が行われた。

SmartHRが採用サイトのリニューアルにおいてアクセシビリティを重視したことは、誰もが利用しやすいウェブサイトの実現という観点で高く評価できる。特にコントラスト比の設定やキーボード操作性の確保など、具体的な機能実装を通じて実効性のある対応を行っている点は、他企業の模範となるだろう。

今後の課題として、モバイル端末での利用やさまざまな支援技術との互換性確保などが考えられる。これらの課題に対しては、継続的なユーザーテストとフィードバックの収集、最新のアクセシビリティ技術の導入などが有効な解決策となるはずだ。

採用市場における多様性の重要性が高まる中、アクセシビリティへの取り組みは企業の競争力強化にもつながる。SmartHRには今後も先進的な取り組みを続け、業界全体のアクセシビリティ向上を牽引する存在となることを期待したい。

^ PR TIMES. 「SmartHR採用サイト、第12回Webグランプリ「企業グランプリ部門」で「コーポレートサイト賞優秀賞」と「アクセシビリティ賞優秀賞」をダブル受賞 | 株式会社SmartHRのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000335.000015987.html, (参照 24-11-29).

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