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公開：2024-11-30

コーセーコスメトロジー研究財団が第35回表彰・贈呈式を開催、若返り研究への支援を本格化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• コーセーコスメトロジー研究財団が第35回表彰・贈呈式を開催
• 若返り研究に対し4名の研究者に3年間で3000万円の助成を決定
• コスメトロジー研究助成として32名の研究者を採択

コーセーコスメトロジー研究財団の若返り研究への支援強化

公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団は2024年11月28日にパレスホテル東京において第35回表彰・贈呈式を開催した。社会的関心の高まりを受けて細胞のリプログラミングによる若返り研究をテーマに公募を実施し、4名の研究者それぞれに3年間で3000万円の特定課題研究助成を実施することを決定している。^[1]

コーセーコスメトロジー研究財団は1990年にコーセーの創業者である小林孝三郎によって設立され、化粧品に関連する幅広い学術分野を対象に優れた研究への助成を行っている。コーセーコスメトロジー奨励賞として大阪公立大学の北山雄己哉氏を表彰し、32名の研究者に対してコスメトロジー研究助成の贈呈を実施したのだ。

特定課題研究助成では全国の大学や研究機関からの15件の応募の中から4名の研究者を採択した。採択された研究者には大阪大学の大庭伸介氏、千葉大学の髙山直也氏、京都大学の中溝聡氏、鳥取大学の難波大輔氏が選ばれ、それぞれが皮膚や細胞の若返りに関する革新的な研究を展開している。

2024年度コーセーコスメトロジー研究財団助成実績まとめ

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細胞のリプログラミングについて

細胞のリプログラミングとは、細胞の状態を初期化して若い状態に戻す技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 加齢に伴う諸問題への新たな解決策として期待
• iPS細胞研究に代表される革新的な技術
• 再生医療への応用が進められている分野

細胞のリプログラミング研究は、コスメトロジーの重要課題である老化に焦点を当てた研究分野として注目を集めている。基礎研究から再生医療に向けた応用研究まで幅広い取り組みが行われており、今回の特定課題研究助成でも皮膚や細胞の若返りに関する4つの研究プロジェクトが採択されることとなった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団 第35回 表彰・贈呈式を開催　若返り研究への研究助成を決定 | 株式会社コーセーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000651.000041232.html, (参照 24-11-30).

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