公開:

マツダがバーチャルマーケット2024 Winterに初出展、メタバースを活用した新規顧客層の開拓へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

マツダがバーチャルマーケット2024 Winterに初出展、メタバースを活用した新規顧客層の開拓へ

PR TIMES より


記事の要約

  • マツダがバーチャルマーケット2024 Winterに初出展を決定
  • ロードスターをカスタマイズ可能なブースを展開
  • メタバースを活用した新規顧客層の開拓を目指す

マツダのメタバース進出とバーチャルマーケットへの参画

株式会社HIKKYは、2024年12月7日から12月22日にかけて世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Winter」を開催すると発表した。延べ130万人以上の来場数を誇り、ギネス世界記録を4つ取得したイベントの通算13回目の開催となるバーチャルマーケットに、マツダ株式会社が初めて出展することが決定した。[1]

マツダは「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というパーパスを掲げており、若者の車離れが進む中で新規顧客層の開拓を目指している。メタバースならではの没入体験によるブランド認知度・好感度の向上と、多方向へのコミュニケーションによる顧客接点の拡張を目的として、バーチャルマーケットへの出展を決定するに至った。

ブース内では、マツダを代表するライトウェイトスポーツカー「ロードスター」のカスタマイズが可能であり、ソウルレッドクリスタルメタリックやレーシングオレンジなど特別な4色から車体色を選択できる。さらに自身のアバター姿をボディに転写するなど、独自のデザインカスタマイズも楽しむことができるだろう。

バーチャルマーケット2024 Winterの主な特徴

項目 詳細
開催期間 2024年12月7日~12月22日(16日間)
会場 パラリアルラスベガス、パラリアルフジヤマ、パラリアルお台場
主催 VR法人HIKKY
来場方法 VRChat、ブラウザ会場、Meta Quest
カスタマイズ機能 車体カラー4色、デカール、背景3種類、ステージ3種類、演出パーティクル3種類
バーチャルマーケット2024 Winterの詳細はこちら

イマーシブについて

イマーシブとは、没入感や没入体験を表す言葉であり、ユーザーが仮想空間に入り込んだような感覚を得られる体験のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 現実とは異なる空間に没入できる体験を提供
  • ブランドや商品との深い関係性を構築可能
  • 従来の広告やマーケティングより高い効果が期待できる

マツダのバーチャルマーケット出展においても、イマーシブな体験によってブランドや商品への好感度向上を図っている。メタバースでの体験時間の長さが商品やブランドの好感度向上につながるという調査結果も発表されており、新しいマーケティング手法として注目を集めているのだ。

マツダのメタバース戦略に関する考察

マツダのバーチャルマーケット出展は、若者の車離れという課題に対する革新的なアプローチとして評価できる。メタバースという新しいプラットフォームを活用することで、従来のマーケティング手法では接点を持ちにくかった若年層との関係構築が可能になるだろう。

一方で、メタバース空間での体験が実際の購買行動にどの程度結びつくかは未知数である。バーチャル空間での体験を実店舗への来店や試乗につなげる施策の検討が必要になるだろう。メタバースでの体験と現実世界での接点をうまく組み合わせることで、より効果的な顧客獲得が実現できるはずだ。

今後はロードスター以外のモデルにも展開を広げ、より多様な車種とのインタラクティブな体験を提供することが期待される。メタバース空間ならではの機能を活かしたカスタマイズ体験の拡充や、他のユーザーとの交流機能の強化など、さらなる発展の余地があるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「マツダ ロードスターを自分仕様にカスタマイズ!マツダ株式会社がバーチャルマーケットに初出展し、メタバースに本格進出! | 株式会社HIKKYのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000402.000034617.html, (参照 24-11-30).
  2. Meta. https://about.meta.com/ja/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「マーケティング」に関するコラム一覧「マーケティング」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。