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公開：2024-12-03

JALが業界初のスマホ完結型旅行積立サービスを開始、デジタル化で利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JALが業界初のスマホ完結型旅行積立サービスを開始
• 最短6カ月で毎月5,000円からの積立が可能
• 積立満了後に5%のサービス額を上乗せ

JALが新サービス「JAL e旅計画」の提供を開始

JALは2024年12月2日より、スマートフォン1台で申し込みから搭乗手続きまで完結できる新しい旅行積立サービス「JAL e旅計画」の提供を開始する。このサービスは従来の「JAL旅行積立」を一新したもので、JALマイレージバンクアプリを通じて申し込みが可能となり、紙の旅行券の受け取りや返送の手間を解消している。^[1]

積立プランは全40コースから選択可能で、積立月額は5,000円から100,000円まで、積立期間は最短6カ月から最長60カ月までの中から選べる仕組みとなっている。積立満了後には積立金額の5%分のサービス額が上乗せされ、積立ポイントとして提供されるため、より効率的な旅行資金の確保が可能となった。

支払いはJAL NEOBANKの口座振替を利用し、積立ポイントは「e JALポイント」への交換後、JAL航空券やJALPAKツアーの購入に利用できる仕組みとなっている。さらにJAL Life Statusプログラムの対象サービスとして、満期設定額30万円以上の口座で1ポイントが進呈される特典も用意された。

JAL e旅計画のサービス概要

積立ポイントについて

積立ポイントとは、JAL e旅計画で積み立てた金額に応じて提供される特典ポイントのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 積立期間の長短に関わらず一律5%のサービス額が上乗せ
• e JALポイントへの交換でJAL航空券やツアーの購入が可能
• ポイントの有効期限は60カ月と長期間の利用が可能

JAL e旅計画の積立ポイントは、従来の紙の旅行券と異なりデジタル化されることで、より柔軟な利用が可能となっている。JALマイレージバンクアプリを通じた一元管理により、ポイントの確認から利用までがスムーズに行える仕組みとなっており、利便性が大幅に向上している。

JAL e旅計画に関する考察

JAL e旅計画のスマートフォン完結型のサービス設計は、デジタル化が進む現代のユーザーニーズに合致している点が評価できる。従来の紙の旅行券による手続きと比較して、申し込みから利用までの一連の流れがデジタル化されることで、利用者の利便性が格段に向上することが期待できるだろう。

一方で、高齢者など従来型の紙の旅行券に慣れた利用者にとっては、デジタルサービスへの移行にハードルを感じる可能性がある。アプリの操作方法やデジタルポイントの管理について、丁寧なサポート体制を整備することが、サービスの普及に向けた課題となるだろう。

今後は積立ポイントの使途拡大や、他のJALサービスとの連携強化が期待される。特に若年層向けに少額から始められる積立プランの拡充や、マイレージとの相互利用性の向上など、より柔軟な選択肢を提供することで、サービスの競争力が一層高まるはずだ。

参考サイト

1. ^ JAL. 「新しい旅行積立、「JAL e旅計画」サービスを開始」. https://press.jal.co.jp/ja/release/202411/008486.html, (参照 24-12-03).

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