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公開：2024-12-03

MeDiCUが日本初の大規模ICUデータベースOneICUをデータソンジャパン2024で提供、医療AI開発の新時代へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• データソンジャパン2024でMeDiCUがOneICUを提供
• 日本初のICUデータベースとして8万症例のデータを活用
• 医療従事者とデータサイエンティストが3日間でAI開発に注力

日本発のICUデータベースOneICUが医療AIの革新を促進

株式会社MeDiCUは2024年11月29日から12月1日にかけて開催されたデータソンジャパン2024において救急・集中治療のデータベースOneICUを提供した。OneICUは関西医科大学を中心とした国内7つの医療機関から収集した8万症例の4億回測定を超えるバイタルサインデータを含む大規模データベースとなっている。^[1]

マサチューセッツ工科大学のDr. Leo Celiと集中治療室の研究に取り組んできたMeDiCU CEOの木下喬弘は同大学と日本集中治療医学会の承認を得てデータソンでのOneICU活用を実現した。このデータベースは救急・集中治療領域の研究に必要なデータを網羅的に保有しており世界最大規模のICUデータベースeICUに迫る規模を誇っている。

データソンジャパン2024では100名以上の医療従事者とデータサイエンティストが参加してOneICUを活用したAI開発に取り組んだ。CEOの木下喬弘とCTOの大坪新平が登壇し医療データ活用に関する専門的な講義を実施したことで医療者と技術者のコラボレーションが促進されることとなった。

データソンジャパン2024の開催概要

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自然言語処理について

自然言語処理とは人間が日常的に使用している言語をコンピュータで解析・処理する技術のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• テキストデータの自動分類や構造化が可能
• 複数のデータソースから情報を統合して標準化
• 医療記録などの非構造化データを分析可能な形式に変換

OneICUでは自然言語処理技術を活用して異なる電子カルテシステムから収集された医療データを標準化している。医師が入力した病名や投薬情報などの非構造化データを統一された形式に変換することで複数の医療機関のデータを効率的に分析することが可能となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「データソンジャパン2024」にMeDiCUがデータベース“One ICU”を提供“国内企業初” MIT公認でのデータ提供-日本のAIで世界の集中治療を変える！ 木下 喬弘CEOと大坪 新平CTO登壇 | 株式会社MeDiCUのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000153831.html, (参照 24-12-03).

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