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公開：2024-12-04

SEQSENSEの警備ロボットSQ-2がNECネッツエスアイ本社ビルで稼働開始、深夜帯の警備業務効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NECネッツエスアイ本社ビルで警備ロボットSQ-2の本格稼働を開始
• 深夜帯の巡回警備や立哨業務、設備点検に活用
• 年内にエレベーターを使用した夜間巡回・点検を開始予定

SEQSENSEの警備ロボットSQ-2がNECネッツエスアイ本社ビルで本格稼働開始

SEQSENSE株式会社は深刻化する労働力不足の解決策として開発した自律移動型警備ロボットSQ-2を2024年12月1日よりNECネッツエスアイ本社ビルで本格稼働させた。SEQSENSEは2019年のSQ-2シリーズローンチ以降、日本全国でのロボット導入を進め、警備現場での実績を重ねている。^[1]

SQ-2は独自の3DLiDARセンサーを搭載しており、警備対象物件の詳細な3次元マッピングや動体検知、環境変化の検出が可能となっている。高度なテクノロジーを駆使することで、施設全体の警備員の負担軽減に寄与するとともに、管理コストの削減にも大きく貢献することが期待される。

NECネッツエスアイ本社ビルでは、深夜帯の巡回警備や立哨業務、設備点検にSQ-2を活用する計画を進めており、年内にはエレベーターを使用した夜間のオフィスフロア巡回・点検も開始する予定だ。音声アナウンス機能を活用することで、館内での迷惑行為や禁止行為の抑止など警備レベルの向上も見込まれている。

警備ロボットSQ-2の主な機能まとめ

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3DLiDARについて

3DLiDARとは、レーザー光を照射して対象物までの距離を測定する技術で、3次元的な空間認識を可能にするセンサーのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 高精度な3次元空間マッピングが可能
• リアルタイムでの動体検知と追跡
• 昼夜を問わず安定した計測が可能

警備ロボットSQ-2に搭載された3DLiDARは、警備対象物件の詳細な3次元マッピングや歩行者などの動体検知、環境の変化を検出することが可能となっている。定期的な遠隔アップデートにより新機能の実装や不具合解消を行うため、常に最新の状態でセキュリティ機能を提供することができる。

警備ロボットSQ-2の導入に関する考察

警備ロボットSQ-2の導入により、深夜帯における警備員の負担軽減や効率的な警備体制の構築が期待できる。特に人手不足が深刻化する警備業界において、自律移動型ロボットの活用は有効な解決策となり得るだろう。

一方で、ロボットと人間の適切な役割分担や緊急時の対応など、運用面での課題も考えられる。警備員とロボットの効果的な連携体制の確立や、ロボットの性能向上に向けた継続的な改善が今後の重要な課題となるだろう。

将来的には、AIやIoT技術との連携によってさらなる機能拡張が期待される。ロボットによる警備業務の自動化・効率化が進むことで、人的リソースをより高度な判断や対応が必要な業務に集中させることが可能になるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NECネッツエスアイ本社ビルにて警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始 | SEQSENSE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000025363.html, (参照 24-12-04).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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