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システムクリエイトがDot3D 6.0をリリース、3Dスキャンの精度と効率性が向上へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

システムクリエイトがDot3D 6.0をリリース、3Dスキャンの精度と効率性が向上へ

PR TIMES より


記事の要約

  • システムクリエイトがDot3D 6.0をリリース
  • Trimble DA2対応で位置情報取得の精度向上
  • Fill Volumeツールなど新機能を追加

モバイル3DスキャンソフトDot3D 6.0が機能強化

株式会社システムクリエイトは、DotProduct社が開発した3Dスキャンソフトウェア「Dot3D」の最新バージョン「Dot3D 6.0」を2024年12月12日にリリースした。Trimble DA2 GNSS受信機との連携機能やスマートフォン・タブレット内蔵GPSを活用したジオリファレンス機能など、位置情報の精度を高める機能が新たに搭載されている。[1]

Dot3D 6.0は世界基準の座標系に対応し、異なる現場やプロジェクト間でのデータの統一性を実現するグローバル座標系機能を実装した。3点指定による座標設定オプションが追加され、よりきめ細やかな座標管理が可能になっている。

新たにβ版として追加されたFill Volumeツールは、穴や隙間を埋めるための材料量を自動で計算する機能を提供している。また、α版の2D描画機能によってDXF形式でのエクスポートが可能になり、3Dスキャンデータの活用範囲が大幅に拡大するだろう。

Dot3D 6.0の新機能まとめ

項目 詳細
座標管理機能 3点指定による座標設定、グローバル座標系対応
位置情報機能 Trimble DA2連携、内蔵GPS活用のジオリファレンス
新規ツール Fill Volumeツール(β版)、2D描画機能(α版)
データ処理 リアルタイム処理、ほぼ無制限のスキャンサイズ対応
データ互換性 DXF形式エクスポート、他の3Dソフトとの連携
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ジオリファレンスについて

ジオリファレンスとは、3次元スキャンデータに地理座標系の位置情報を関連付ける技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • スキャンデータと実世界の位置を正確に紐付け
  • 複数のスキャンデータを地理座標系で統合
  • GISシステムとの連携を実現

Dot3D 6.0では、Trimble DA2 GNSS受信機との連携やスマートフォン・タブレットの内蔵GPS機能を活用することで、高精度なジオリファレンス機能を実現している。この機能により、異なる現場やプロジェクト間でのデータの統一性が確保され、3Dスキャンデータの活用範囲が大幅に拡大することが期待できるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「プロ向け モバイル3Dスキャンソフト「Dot3D 6.0」が登場!3Dスキャンがさらに高精度・高効率に進化 | 株式会社システムクリエイトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000140772.html, (参照 24-12-13).

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