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公開：2024-12-12

楽天ペイアプリが楽天カードアプリの機能を統合、キャッシュレス決済の利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 楽天ペイアプリに楽天カードアプリの主要機能を搭載
• 請求金額や利用明細の確認が楽天ペイアプリ内で可能に
• 支払い方法の変更がアプリ内でシームレスに実行可能

楽天ペイアプリへの楽天カード機能統合

楽天ペイメント株式会社と楽天カード株式会社は、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」アプリに楽天カード会員向け「楽天カードアプリ」の主要機能を2024年12月10日に搭載した。2024年度JCSI調査のQRコード決済業種において2年連続で顧客満足度1位を獲得した楽天ペイアプリは、楽天グループのフィンテックサービスの入口としての役割を強化している。^[1]

楽天カードアプリの主要機能が楽天ペイアプリに搭載されたことで、利用者は請求金額や利用明細の確認が可能になった。また、支払い方法を楽天カードが提供する「あとから分割払い」や「リボ払い」へ簡単に変更できるようになり、アプリ間の移動や認証手続きの重複が解消されることで利便性が向上している。

さらに、楽天カードの新規入会を検討している利用者は、楽天ペイアプリ内に表示される楽天カードのアイコンを押すだけで申し込みページへの遷移が可能になった。楽天ペイメントと楽天カードは、今後もキャッシュレスサービスや機能を拡充し、より便利な決済体験を提供していく方針だ。

楽天ペイアプリの新機能まとめ

JCSIについて

JCSIとは、Japanese Customer Satisfaction Indexの略称で、日本版顧客満足度指数のことを指している。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• サービス産業の顧客満足度を定量的に評価・分析する指標
• 業界横断的な比較が可能な統一基準での測定システム
• サービス品質の向上や企業の競争力強化に活用される指標

楽天ペイアプリはこのJCSI調査のQRコード決済業種において、2024年度の顧客満足度で2年連続の1位を獲得している。この評価は2024年9月に実施された第2回JCSI調査の結果に基づいており、1,878件の有効回答を得て実施された調査となっている。

楽天ペイアプリとカード機能統合に関する考察

楽天ペイアプリへの楽天カードアプリ機能の統合は、ユーザーエクスペリエンスの向上という観点で重要な意味を持っている。複数のアプリを行き来する必要がなくなり、認証手続きの重複も解消されることで、利用者はより快適にサービスを利用できるようになったのだ。

今後の課題として、家族カード会員への機能拡充や、さらなる決済手段の統合が考えられる。楽天グループの各種サービスとの連携を強化することで、より包括的な金融サービスプラットフォームへと進化する可能性が高いだろう。

また、フィンテックサービスの入口としての役割強化は、楽天エコシステム全体の価値向上にもつながる。楽天ペイアプリを起点としたクロスセル効果や、ユーザーの利便性向上による継続的な利用促進が期待できるのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「楽天ペイ」アプリ、「楽天カードアプリ」の主要機能を搭載 | 楽天ペイメント株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000573.000057042.html, (参照 24-12-12).

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