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公開：2024-12-13

アイ・オー・データ機器が14型フルHDモバイルモニターLCD-YC141DXを発表、パススルー給電機能搭載で業務効率向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アイ・オー・データ機器が14型フルHDモバイルモニターを発売
• 持ち運び可能な約610gの軽量設計を採用
• USB Type-C対応で映像出力と給電を1本で実現

アイ・オー・データ機器が14型フルHDモバイルモニターLCD-YC141DXを発表

アイ・オー・データ機器は、持ち運びに適した14型フルHD対応のモバイルモニター「LCD-YC141DX」を2025年1月中旬に発売することを発表した。実売予想価格は3万580円前後となっており、A4サイズのノートPCに近いサイズ感と約610gの軽量設計により、場所を選ばず業務効率の向上を実現することが可能になる。^[1]

LCD-YC141DXは、USB Type-Cを2基搭載しており、一方にノートPCやスマートフォンを接続し、もう一方にUSB充電器を接続することで、モニターとノートPCにまとめて給電できるパススルー機能を備えている。映像出力と給電をケーブル1本で行うことができ、作業領域の拡大による業務効率の向上を実現することが可能だ。

表示性能においては、1,619万色の表示色数と中間色応答速度5ms、輝度250cd/平方mを実現している。コントラスト比は800:1、視野角は上下左右ともに170度を確保し、本体一体型のキックスタンドを背面に搭載することで、快適な作業環境を構築することが可能となった。

LCD-YC141DXの主な仕様まとめ

パススルー給電について

パススルー給電とは、デバイス間で電力を中継する機能のことを指しており、以下のような特徴を持っている。

• 1つの電源から複数のデバイスに給電が可能
• ケーブル本数の削減によるデスク環境の整理
• 接続機器の電力管理の効率化

LCD-YC141DXのパススルー給電機能は、スマートフォンでは27W以上、ノートPCでは75W以上の供給能力があるUSB Power Delivery対応ACアダプターやUSB充電器の使用を推奨している。この機能により、モニターとノートPCへの給電をケーブル1本で実現し、作業効率の向上に貢献することが可能だ。

LCD-YC141DXに関する考察

LCD-YC141DXは、約610gという軽量設計と14型という持ち運びやすいサイズを両立することで、モバイルワーカーのニーズに応えている。パススルー給電機能によってケーブル類を最小限に抑えられることで、デスクスペースの有効活用やセットアップの手間を大幅に削減することが可能になるだろう。

一方で、ビジネスユースにおいては、より高輝度な画面や広視野角が求められるケースも考えられる。今後は、用途に応じた複数のモデル展開や、より高性能なパネルを採用したハイエンドモデルの投入も検討する必要があるだろう。

モバイルワークの普及に伴い、持ち運び可能なセカンドディスプレイの需要は今後も拡大が見込まれる。LCD-YC141DXには、軽量性と機能性を両立させた次世代のモバイルモニターとして、ワークスタイルの変革を加速させる役割が期待される。

参考サイト

1. ^ I-O DATA. 「コンパクト＆軽量で、場所を選ばず業務効率アップ！持ち運びに便利な14型モバイルディスプレイ | アイ・オー・データ機器 I-O DATA」. https://www.iodata.jp/news/2024/newprod/lcd-yc141dx.htm, (参照 24-12-13).

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