【CVE-2024-56352】JetBrains TeamCity 2024.12未満に格納型XSS脆弱性、エージェント詳細ページの画像名が攻撃経路に
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記事の要約
- JetBrains TeamCity 2024.12以前のバージョンに脆弱性
- エージェント詳細ページで格納型XSSが可能
- CVSSスコア4.6のミディアムリスクと評価
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JetBrains TeamCity 2024.12未満の格納型XSS脆弱性
JetBrains社は、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)ツールのTeamCityにおいて、2024.12より前のバージョンでエージェント詳細ページの画像名を介した格納型XSSの脆弱性が存在することを2024年12月20日に公開した。この脆弱性は【CVE-2024-56352】として識別されており、既にTeamCity 2024.12で修正されている。[1]
この脆弱性のCVSSスコアは4.6(MEDIUM)と評価されており、攻撃元区分はネットワーク経由で、攻撃条件の複雑さは低いとされている。また特権レベルは低く、ユーザーの関与が必要とされており、機密性と完全性への影響は限定的であることが示されている。
SSVCの評価によると、この脆弱性の自動化された悪用は確認されておらず、技術的な影響は部分的なものとされている。JetBrains社はセキュリティ修正情報を公式サイトで公開しており、影響を受けるバージョンのユーザーに対して最新版への更新を推奨している。
TeamCity 2024.12未満の脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE番号 | CVE-2024-56352 |
影響を受けるバージョン | TeamCity 2024.12未満 |
脆弱性の種類 | 格納型XSS |
CVSSスコア | 4.6(MEDIUM) |
公開日 | 2024年12月20日 |
攻撃条件 | ネットワーク経由、低い複雑さ、低特権必要 |
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格納型XSSについて
格納型XSSとは、悪意のあるスクリプトがWebアプリケーションのデータベースやファイルシステムに永続的に保存され、後に他のユーザーがそのデータにアクセスした際に実行される脆弱性のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 攻撃コードがサーバー側に保存される持続的な攻撃
- 複数のユーザーに影響を与える可能性がある
- セッションハイジャックやフィッシング詐欺に悪用される
TeamCityの脆弱性では、エージェント詳細ページの画像名を介して悪意のあるスクリプトが保存され、他のユーザーがそのページにアクセスした際に実行される可能性があった。攻撃者は低い特権レベルでこの脆弱性を利用できるが、実行には正規ユーザーの関与が必要となるため、リスクは比較的抑えられている。
TeamCityの脆弱性対策に関する考察
JetBrains社が今回のTeamCityの脆弱性を迅速に特定し修正したことは評価に値するが、CI/CDパイプラインの重要性を考えると更なるセキュリティ強化が求められる。特にエージェント詳細ページは開発者が頻繁にアクセスする箇所であり、画像名という一見無害な要素を介した攻撃経路が存在したことは、入力値の検証の重要性を改めて示している。
今後はユーザー入力を含むすべてのフィールドに対して、より厳格なバリデーションの実装が必要となるだろう。特にTeamCityのようなCI/CDツールは、組織の開発プロセス全体に影響を与える重要なインフラストラクチャであり、セキュリティの確保は最優先事項として位置づけられるべきだ。
また、定期的なセキュリティ監査やペネトレーションテストの実施により、同様の脆弱性を事前に発見できる体制の構築が望まれる。TeamCityの次期バージョンでは、入力値のサニタイズ機能の強化やセキュリティ設定のデフォルト値の見直しなど、より包括的なセキュリティ対策の実装が期待される。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE-2024-56352 | CVE」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-56352, (参照 25-01-11).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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