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公開：2025-01-17

APPLE TREEが光学式3DスキャナーTRACKSCAN Sharp-Sを発売、最大8.5メートルの遠距離測定とワイヤレス対応で作業効率が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 光学式3Dスキャナー「TRACKSCAN Sharp-S」の発売を開始
• 大型部品を遠距離から高速測定が可能な新システム
• 最大8.5メートル離れた場所からのトラッキングに対応

APPLE TREEがワイヤレス対応の光学式3Dスキャニングシステムを発売

APPLE TREE株式会社は、SCANTECHの日本正規代理店として光学式3Dスキャニングシステム「TRACKSCAN Sharp-S」を2025年1月16日より販売開始した。2500万画素の産業用カメラとエッジコンピューティングに対応した高性能オンボードプロセッサーを搭載することで、高精度で広範囲な測定を実現している。^[1]

TRACKSCAN Sharp-Sは動的適応LEDアルゴリズムと長距離対応の被写界深度を採用することで、最大8.5メートルのトラッキング距離をサポートする仕様となっている。航空宇宙やエネルギー、重工業などの大型部品の測定に対して優れた性能を発揮することが可能だ。

バッテリーと外付けWNIC（ワイヤレスネットワークインターフェースカード）を組み合わせることで、ワイヤレス測定に対応している点も特徴的である。電源を入れるだけで自動的に接続し、面倒な設定は不要となっており、操作しやすいボタン配置により柔軟かつ自由な3Dスキャニングを実現している。

TRACKSCAN Sharp-Sの特徴まとめ

TRACKSCAN Sharp-Sの詳細はこちら

エッジコンピューティングについて

エッジコンピューティングとは、データの処理をクラウドやデータセンターではなく、データが発生する場所の近くで実行する分散型のコンピューティングシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでのデータ処理が可能
• 通信の遅延を最小限に抑制
• ネットワーク帯域の使用量を削減

TRACKSCAN Sharp-Sでは3Dスキャナーと光学式トラッカーの両方にエッジコンピューティングを可能にする高性能オンボードプロセッサーを搭載している。画像とデータをリアルタイムで処理して3D座標を出力することで、高速かつ効率的な3Dスキャニングを実現することが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「大型部品を遠距離かつ高速で測定可能な、光学式3Dスキャニングシステム「TRACKSCAN Sharp-S」の発売を開始 | APPLE TREE 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000030909.html, (参照 25-01-17).

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