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ハーチとEcological Memesが持続可能な社会実現に向けたSustainable Experience Design Labを設立、体験デザインの可能性を探求へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ハーチとEcological Memesが持続可能な社会実現に向けたSustainable Experience Design Labを設立、体験デザインの可能性を探求へ

PR TIMES より


記事の要約

  • ハーチとEcological Memesが体験デザインラボSXD Labを立ち上げ
  • 持続可能な社会実現に向けた探索プログラムメンバーを募集
  • 7ヶ月間のプログラムで体験デザインの可能性を探求

持続可能な社会実現に向けたSustainable Experience Design Labの設立

ハーチ株式会社と一般社団法人Ecological Memesは、2025年1月10日に持続可能かつ再生型の社会の実現を目指すSustainable Experience Design Labを立ち上げた。このラボでは市民一人ひとりの暮らしや行動の変容を生み出す体験デザインの可能性を探り、産官学民の多様な立場の探索メンバーと共にサステナビリティやリジェネレーションを取り巻く価値観や行動変容の創出を目指すのだ。[1]

探索プログラムでは7ヶ月間にわたり、デザインリサーチやデザイン人類学など各領域の専門家による講義を通して探索の土台となる視点や方法論を学習する。さらに多元性・身体性・コモンズ・ナラティブなど様々な切り口のインスピレーションをもとに、それぞれが探索を深めたい興味関心テーマを定めていくだろう。

プログラムの費用は一般250,000円、学生150,000円で、2025年2月8日までメンバーを募集している。プログラムは主にオンラインで実施されるが、3月のキックオフや6月のプロトタイピング、9月の最終発表はオフラインでの開催となり、定員は20名だ。

SXD Lab探索プログラムの概要

項目 詳細
期間 2025年3月初旬〜9月末(7ヶ月間)
実施形態 オンライン中心、一部オフライン
費用 一般250,000円、学生150,000円(税込)
定員 20名
募集締切 2025年2月8日
主なオフライン開催日 3月22日〜23日キックオフ、6月7日プロトタイピング、9月20日最終発表
SXD Lab公式サイトはこちら

リジェネレーションについて

リジェネレーションとは、再生や復元を意味する概念で、持続可能性を超えて積極的に環境や社会システムを再生・向上させることを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 自然環境の修復や生態系の再生を目指す取り組み
  • 社会システムの再構築による持続可能性の向上
  • 人間と自然の関係性の再構築を通じた共生の実現

SXD Labでは、リジェネレーションの考え方を体験デザインに組み込むことで、より深いレベルでの社会変革を目指している。気候正義や脱植民地化、マルチスピーシーズ・ケアといった新しい思想的潮流と共に、生活者視点での具体的な実践方法を探求することで、持続可能な社会の実現に寄与することが期待される。

体験デザインを通じた持続可能な社会実現に関する考察

SXD Labの取り組みは、従来の環境配慮型デザインや持続可能性の追求を超えた、より包括的なアプローチを提示している。特に、一人ひとりの暮らしや行動の変容に焦点を当てることで、産業システムの変革だけでなく生活者側からの変化を促す可能性を持っている。ただし、個人の行動変容を促すためには、具体的な体験デザインの方法論の確立が課題となるだろう。

今後は、探索プログラムを通じて得られた知見や成果を、より広い社会実装へとつなげていく仕組みづくりが重要となる。特に、多様な立場のメンバーによる協働的な探索プロセスから生まれるアイデアや実践例を、具体的なソリューションとして展開できるかが鍵を握るはずだ。

また、身体性を伴う体験デザインという新しいアプローチは、デジタルトランスフォーメーションが進む現代社会において重要な示唆を含んでいる。オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドな学習環境の中で、より深い気づきと実践につながる体験デザインの手法が確立されることを期待したい。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「一人ひとりの暮らしや行動の変容を生み出す体験デザインの可能性を探る「Sustainable Experience Design Lab」始動。探索を共にすすめるプログラムメンバーを募集します | ハーチ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000022102.html, (参照 25-01-11).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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