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公開：2025-01-20

電通総研が新ソリューションBusinessSPECTRE XCを発表、SAP ERPユーザー向けにクラウドDWHを活用したデータ分析基盤を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 電通総研がSAP ERPユーザー向けの新ソリューションを発表
• クラウドDWHを活用したBusinessSPECTRE XCを販売開始
• 5年間で50社への導入を目指す新サービス

電通総研のBusinessSPECTRE XCがSAP ERPデータ活用を革新

株式会社電通総研は2025年1月16日、SAP ERPを導入している企業を対象としたSAP BIプラットフォーム「BusinessSPECTRE」シリーズの新ソリューション「BusinessSPECTRE XC」の販売を開始すると発表した。このソリューションは2024年8月から9月にかけて実施した国内企業へのヒアリング調査結果を踏まえて独自開発されたものである。^[1]

BusinessSPECTRE XCは、SAP ERPの複雑な業務データをはじめとする企業内のビッグデータを迅速に抽出し、クラウド環境で一元管理することを可能にする。さらにクラウドDWHを採用することで、他システムのデータと組み合わせた多様で自由なデータ分析を実現することができる。

電通総研は2025年6月末にかけて段階的にインフラ・モジュールの拡充やデータを転送・変換するテンプレート機能の追加を行う予定だ。1995年よりSAP関連ソリューションを提供してきた実績を活かし、累計300以上のSAP関連プロジェクトの経験を基に、5年間で50社への導入を目標としている。

BusinessSPECTRE XCの主要機能まとめ

クラウドDWHについて

クラウドDWHとは、さまざまなシステムからデータを集めて整理するデータベースのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数のデータソースからの情報を統合的に管理可能
• クラウド環境による柔軟なスケーラビリティを実現
• 高度なデータ分析と可視化機能を提供

BusinessSPECTRE XCでは、SAP ERPのデータと他システムのデータを統合・管理・分析できる拡張性の高い環境をクラウドDWHによって提供している。このアプローチにより、企業は複雑なSAP ERPの業務データを効率的に活用し、データドリブンな意思決定を実現することが可能となる。

参考サイト

1. ^ 電通総研. 「電通総研、SAP BIプラットフォーム「BusinessSPECTRE（ビジネススペクトル）」シリーズの新ソリューション「BusinessSPECTRE XC（クロスクラウド）」を販売開始 | プレスリリース | 電通総研」. https://www.dentsusoken.com/news/release/2025/0116.html, (参照 25-01-20).
2. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

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