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公開：2025-01-22

NTT東日本が防災研究所を設置、先端技術を活用した地域防災の新たな仕組み構築へ向け本格始動

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NTT東日本が防災研究所の設置を発表
• 地域防災の新たな仕組み構築に向けた研究施設
• 2025年4月1日より本格始動へ

NTT東日本が地域防災の高度化に向け防災研究所の設置を決定

東日本電信電話株式会社は招待制イベント「地域ミライ共創フォーラム2025」において、地域防災の新たな仕組みを研究する防災研究所の設置を2024年1月21日に発表した。地球温暖化による災害の激甚化や人口減少による自治体職員の減少など、深刻化する地域の防災課題に対し、先端テクノロジーを活用した解決策を目指している。^[1]

防災研究所では、NTT東日本グループが保有する人材やアセット、地域通信事業で培った知見や災害対応力を最大限に活用し、自治体の災害対応をトータル的に支援する仕組みの構築を進めていく。先端テクノロジーを活用した被害・避難状況の予測や、自治体の災害対策本部運営の最適化に関する研究を重点的に実施する方針だ。

高齢者等の要配慮者を見守り支援する地域支援ネットワークの構築にも取り組んでおり、防災に関する知見向上を目的としたワークショップ等も開催していく。フィールド実証を通じて研究内容の活用・改善を図りながら、研究成果の地域防災計画への反映や活用の定着まで一貫した支援を展開していく考えである。

防災研究所の主な取り組み内容

地域防災について

地域防災とは、地域社会が主体となって取り組む防災活動のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地域特性に応じた防災計画の策定と実施
• 住民・自治体・企業の連携による防災体制の構築
• 災害時の迅速な情報共有と避難支援の実現

NTT東日本の防災研究所では、先端テクノロジーと地域通信インフラを活用することで、地域防災の新たな仕組みづくりを目指している。特に災害の激甚化や人口減少といった社会課題に対応するため、自治体の災害対応支援から要配慮者の見守りまで、包括的な防災体制の構築を進めていく方針だ。

参考サイト

1. ^ NTT東日本. 「「防災研究所」の設置（本社組織の見直しについて） | お知らせ・報道発表 | 企業情報 | NTT東日本」. https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20250121_03.html, (参照 25-01-22).

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