DX

ディーエックス

公開：2025-01-29

Sassorが電力系統空き容量検索サービス「グリッド研究所」を公開、電力ビジネスの情報プラットフォームとして展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Sassorが電力系統空き容量を検索できるサービスを公開
• 情報サイト「グリッド研究所」で全国の系統空き容量を検索可能
• 電力系統の導入検討を支援する無料サービスを提供開始

Sassorが電力系統空き容量検索サービス「グリッド研究所」を提供開始

株式会社Sassorは電力系統の空き容量を簡単に検索できる情報サイト「グリッド研究所」を2025年1月28日に公開した。第一弾サービスとして提供される「系統空き容量まとめ」では、全国の電力系統空き容量情報を一括で検索することが可能となり、系統用蓄電池や再生可能エネルギー設備の導入検討を支援する機能が実装されている。^[1]

グリッド研究所は電力ビジネスに関連する幅広い情報を発信するプラットフォームサイトとして展開され、検索機能では地域や送電線名、電圧等での絞り込みが可能となっている。定期的に更新される最新の空き容量データを確認できる仕組みが整備され、送電線や変電所の位置情報を地図上に表示する機能も今後追加される予定だ。

今後はVPPビジネスや系統用蓄電池関連の情報、電力市場の市況情報など、電力関連ビジネスに関するコンテンツを順次拡充していく方針が示されている。AIを活用した電力アグリゲーションサービス「ENES」を提供するSassorは、蓄電池を活用した収益性向上や再生可能エネルギーの普及支援を通じて持続可能な社会の実現を目指すとしている。

グリッド研究所の主な機能まとめ

グリッド研究所の詳細はこちら

系統用蓄電池について

系統用蓄電池とは、電力系統に接続して使用される大規模な蓄電設備のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、電力系統の安定化に貢献
• 電力需給バランスの調整や周波数制御に活用可能
• 電力系統の容量不足解消や設備投資の効率化に寄与

系統用蓄電池は電力系統の安定運用に重要な役割を果たすエネルギーリソースとして注目を集めており、容量市場や需給調整市場への参入機会も広がっている。Sassorが提供する「ENES」は蓄電池を活用した収益性向上を支援し、再生可能エネルギーの普及促進に貢献するサービスとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「電力系統の空き容量情報検索サービスを提供開始 | 株式会社Sassorのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000028289.html, (参照 25-01-29).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧