リコージャパンが人事業務効率化サービスを発表、タレントマネジメントシステムで企業の生産性向上を支援

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • リコージャパンが人事業務効率化サービスを提供開始
  • 人事情報の一元管理と評価プロセスの見える化を実現
  • OBCやPCA製の基幹システムとデータ連携可能

リコージャパンがタレントマネジメントサービスの提供を新たに開始

リコージャパン株式会社は人事業務の効率化と評価プロセスの見える化を実現するタレントマネジメントサービス「RICOH 人財ポータルサービス」を2025年1月21日より提供開始した。資格情報データベースや評価シートなど様々な書式に分散・散在する人事情報を一元管理し、過去データを含めて検索・参照が可能な環境の構築を実現するタレントマネジメントシステムとなっている。[1]

RICOH 人財ポータルサービスは人事情報の管理においてよく使われる機能や設定がプリセットされているため、構築・設定に時間がかからずログイン後すぐに利用を開始できる特徴を持っている。機能や設定をシンプルな構成にしたことで、特に中堅中小企業のユーザーに導入しやすい価格帯での提供が可能になった。

株式会社オービックビジネスコンサルタントの給与奉行クラウドやピー・シー・エー株式会社のPCAクラウド 給与に登録された社員情報や組織情報をAPI連携でRICOH 人財ポータルサービスに取り込むことが可能である。2025年夏には勤怠システムとの連携も予定されており、給与計算・勤怠を含めた人事関連データのトータル管理を実現する見込みだ。

RICOH 人財ポータルサービスの特徴まとめ

項目 詳細
サービス開始日 2025年1月21日
主な機能 人事情報の一元管理、評価プロセスの見える化
連携システム 給与奉行クラウド、PCAクラウド 給与
今後の展開 勤怠システムとの連携(2025年夏予定)
特徴 構築・設定が容易、中堅中小企業向けの価格設定

タレントマネジメントについて

タレントマネジメントとは、企業における人材の採用、育成、評価、配置などを戦略的に行う人材マネジメントの手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 従業員の能力や実績を可視化し、適材適所の配置を実現
  • 評価制度の標準化により、公平な人事評価を促進
  • 人材データの一元管理による業務効率の向上

企業の多くが人材不足の問題を抱えている現状において、タレントマネジメントは個々の社員の能力を最大限に引き出し組織全体の生産性向上に貢献する重要なツールとなっている。RICOH 人財ポータルサービスは、人的資本経営の実践と企業の持続的成長や競争力向上に寄与することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ リコーグループ. 「タレントマネジメントサービス「RICOH 人財ポータルサービス」の提供を開始 | リコーグループ 企業・IR | リコー」. https://jp.ricoh.com/release/2025/0121_1, (参照 25-01-22).

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