DX

ディーエックス

公開：2025-01-31

物流スタートアップ207が配送ネットワーク付きTMSを提供開始、約2億円の資金調達も実施し物流DXを加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 物流スタートアップ207がTMSの提供を開始
• 包括的な輸送管理と配送ネットワークを実現
• 約2億円の資金調達も同時に実施

207社の配送ネットワーク付きTMS提供開始

物流領域のDXを推進する207株式会社は、荷主企業向けに配送ネットワーク付きのTMS（輸送管理システム）を2025年1月29日より提供開始した。207社のTMSは配車管理や幹線輸送、ラストワンマイル配送を一元管理できるシステムを搭載しており、物流の全体最適化を実現する仕組みを構築している。^[1]

柔軟かつ高機能なプラットフォームとして提供されるTMSは、上流工程から物流オペレーション設計に参画し、システムとオペレーション両面で最適なソリューションを展開する仕組みを確立した。荷主企業の業務に合わせたカスタマイズが可能で、配送フロー全体を一貫してサポートする体制を整備している。

207社は2018年の創業以来、物流のラストワンマイル領域に特化したプロダクト開発を進めており、現在では約6万人の配送員と500社を超える物流事業者のネットワークを構築している。今回のTMS提供加速に向け、既存投資家のDG Daiwa VenturesやLogistics Innovation Fundに加え、新規投資家として山口キャピタルから、デットファイナンスを含む総額約2億円の資金調達を実現した。

207社のTMS機能まとめ

TMSについて

TMSとは「Transportation Management System（輸送管理システム）」の略称で、物流における輸送業務を効率的に管理するためのシステムを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 配車計画から実績管理までの一元管理が可能
• リアルタイムでの配送状況の把握と最適化
• 物流コストの可視化と削減を実現

TMSは物流DXの重要な要素として注目を集めており、人材不足や多重下請け構造といった物流業界の課題解決に貢献する。207社のTMSは配送ネットワークを活用することで、荷主企業の物流管理を包括的に支援し、効率的で持続可能な物流エコシステムの構築を推進している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「物流スタートアップ207、荷主企業向け配送ネットワーク付きTMSの提供を開始 | 207株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000034021.html, (参照 25-01-31).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧