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公開：2025-01-30

LIXILとショウタイム24がIoTホームリンクLife Assist2で連携、無人内見システムの遠隔操作機能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LIXILとショウタイム24がIoT連携を2025年2月から開始
• Life Assist2が無人内見くんに導入され遠隔操作が可能に
• 快適な内見環境の提供とビルダーの業務効率化を実現

LIXILのLife Assist2とショウタイム24の無人内見くんが連携へ

LIXILは、IoTホームリンク「Life Assist2」をショウタイム24の無人内見システム「無人内見くん」に2025年2月3日より導入することを発表した。無人内見くんは内見受付から完了まですべてスマートフォンで完結できるサービスであり、導入企業は150社、内見者数は1万件を超えている実績を誇る。^[1]

Life Assist2の導入により、エアコンや照明、シャッター、カーテンなどの遠隔操作が可能となり、予約時間に合わせて快適な空間での内見が実現できるようになった。また、物件内に設置された屋内カメラを通じて、ビルダーとリアルタイムでの双方向通話も可能となっている。

さらに、玄関ドアにはLIXILのスマートロックシステム「FamiLock」を採用することで、スマートロックの取り付け作業が不要になり、ビルダーの手間を削減できる。電気タイプではメンテナンスフリー、電池タイプでも約1年の長寿命設計により、安定した運用が可能だ。

Life Assist2と無人内見くんの連携機能まとめ

スマートロックシステムについて

スマートロックシステムとは、従来の物理的な鍵を使用せず、電子的な認証方式でドアの施錠・解錠を行うシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 遠隔での施錠・解錠操作が可能
• 入退室記録の管理と履歴確認が可能
• 暗号化された通信による高度なセキュリティ確保

LIXILのFamiLockは、ドア本体と一体型設計により後付け作業が不要な電気タイプと、約1年間電池交換不要な電池タイプの2種類が用意されている。FamiLock Linkを使用することで、既存のドアへの後付けも可能であり、様々な運用形態に対応できる設計となっている。

IoTホームリンクLife Assist2の連携に関する考察

Life Assist2と無人内見くんの連携は、不動産業界における人手不足問題の解決と顧客満足度向上の両立を実現する画期的な取り組みである。特に夏季や冬季の内見において、事前に室温調整が可能となることで、物件の快適性をアピールしやすくなるだろう。

今後の課題として、システムの安定性確保とセキュリティ対策の強化が挙げられる。遠隔操作システムの不具合やネットワーク障害への対応、不正アクセス防止など、運用面での整備が重要となるはずだ。IoT機器の定期的なアップデートと監視体制の構築が求められるだろう。

将来的には、AIによる最適な室温制御や照明調整、VRやAR技術との統合による新しい内見体験の提供など、テクノロジーを活用したさらなる進化が期待される。不動産業界のDXを加速させる重要な一歩として、業界全体への波及効果も大きいものとなるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「IoTホームリンク「Life Assist2」とショウタイム24の無人内見システム「無人内見くん」が連携開始 | 株式会社LIXILのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000697.000015099.html, (参照 25-01-30).

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