大牟田柳川信用金庫とラシンが業務提携、中小零細企業のIT化支援を強化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

大牟田柳川信用金庫とラシンが業務提携、中小零細企業のIT化支援を強化

PR TIMES より


記事の要約

  • 大牟田柳川信用金庫とラシンが業務提携
  • ベリウェブで中小零細企業のIT化を支援
  • 初期費用0円、月額4,800円でHP制作・運用

大牟田柳川信用金庫とラシンの業務提携によるIT支援

ラシン株式会社は、大牟田柳川信用金庫とビジネスマッチングに関する業務提携を2024年8月19日に開始した。この提携により、大牟田柳川信用金庫のネットワークを通じて、個人事業主や中小零細企業に月額制ホームページ制作・運用サービス「ベリウェブ(VERYWEBB)」を提供し、販売強化と集客の支援を行う。[1]

中小企業基盤整備機構の調査によると、中小企業の85.4%が2023年度時点でDXの取り組みができていない状況だ。さらに、ホームページ作成大学の調査では、中小企業の約半数がホームページを導入していないことが明らかになっている。その主な理由として、費用面や管理・更新の煩わしさが挙げられている。

ラシン社の「ベリウェブ」は、これらの課題を解決するサービスとして注目されている。初期費用0円、月額4,800円(税別)からの利用が可能で、更新作業も専門スタッフが行うため、中小零細企業でも容易にホームページの開設・運用ができる。代表の原直樹氏の経験を活かし、「結果の出るホームページ制作・運用」を実現している点も特徴だ。

ベリウェブ(VERYWEBB)サービスの特徴まとめ

費用 更新作業 特徴
初期費用 0円 - 中小零細企業の導入障壁を低減
月額費用 4,800円~(税別) 専門スタッフが担当 低コストで専門的な運用が可能
サービス内容 - - ホームページ制作・運用の一括提供
ターゲット - - 個人事業主・中小零細企業
期待効果 - - 販売強化・集客支援・IT化促進
ベリウェブの詳細はこちら

DX(デジタル・トランスフォーメーション)について

DXとは、デジタル技術を活用して製品やサービス、業務そのものを変革することを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • デジタル技術による業務効率化・生産性向上
  • 新たなビジネスモデルの創出
  • 顧客体験の向上と価値創造

政府は2021年にデジタル庁を発足させるなど、DXの推進に力を入れている。しかし、中小企業基盤整備機構の調査によると、中小企業の85.4%が2023年度時点でDXの取り組みができていない状況だ。この現状を踏まえ、ラシン社の「ベリウェブ」のようなサービスが、中小零細企業のデジタル化の第一歩として重要な役割を果たすことが期待されている。

中小零細企業のIT化支援に関する考察

大牟田柳川信用金庫とラシン社の業務提携は、中小零細企業のIT化支援において重要な一歩だ。特に、初期費用0円という点は、資金面での課題を抱える中小零細企業にとって大きな魅力となるだろう。また、専門スタッフによる更新作業の代行は、人材不足や専門知識の欠如といった問題を解決し、継続的なウェブ活用を可能にする。

一方で、今後はサービスの質の維持や、より高度なデジタル化ニーズへの対応が課題となる可能性がある。例えば、ECサイトの構築やSNSとの連携、SEO対策など、より複雑な要求に応えられるサービスの拡充が求められるかもしれない。これらの課題に対しては、段階的なサービスの拡充や、専門家によるコンサルティングの提供など、きめ細かな対応が必要となるだろう。

長期的には、このようなサービスを通じて中小零細企業のデジタルリテラシーが向上し、より高度なDXへの取り組みが進むことが期待される。また、地域金融機関とIT企業の連携モデルとして、他の地域でも同様の取り組みが広がる可能性がある。中小零細企業のIT化支援は、地域経済の活性化や日本全体の産業競争力強化にもつながる重要なテーマであり、今後の展開が注目される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「大牟田柳川信用金庫とラシンが業務提携 | ラシン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000058311.html, (参照 24-08-20).
  2. デジタル庁. https://www.digital.go.jp/

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