VR

ブイアール

公開：2025-02-28

360ChannelのWEBmetaverseがメタバース大学PTに採用、教育分野でのデジタル空間活用が本格化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 360ChannelのWEBmetaverseがメタバース大学PTの実施環境に採用
• Digital Space Conference 2025でWEBmetaverseの活用事例を紹介
• メタバース大学で教育効果やDID/VC活用の検証実験を実施予定

360ChannelのWEBmetaverseが教育分野での活用を加速

株式会社360Channelは、同社が提供するWEBmetaverseが日本デジタル空間経済連盟のプロジェクト「メタバース大学PT」の実証実験環境として採用されたことを2025年2月26日に発表した。メタバース大学PTでは、デジタル空間における社会人向け教育効果の検証やDID/VCによる資格証明書発行の活用可能性を探る実証実験が展開される予定だ。^[1]

WEBmetaverseを活用したメタバース大学では、日本デジタル空間経済連盟の会員法人による特別セッションやセミナーの開催、グループワークの実施、ユーザー参加型クイズ大会など、多彩な教育コンテンツが提供される。デジタル空間内での学びや交流を通じて、新たな教育形態の可能性を追求していく方針である。

さらに360Channelは、2025年2月27日に東京ミッドタウン・ホールで開催される「Digital Space Conference 2025」にブロンズスポンサーとして協賛し、WEBmetaverseの活用事例や最新技術を紹介するブースを出展する。本イベントを通じて、デジタル空間における教育やビジネスの新たな可能性を広く発信していく構えだ。

メタバース大学PT実証実験の概要

WEBmetaverseの詳細はこちら

DID/VCについて

DID/VCとは、分散型識別子（Decentralized Identifier）と検証可能な資格証明（Verifiable Credentials）の技術を指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ユーザーが自身の個人情報やデジタル資格を主体的に管理可能
• ブロックチェーン技術を活用した改ざん防止機能を実装
• 第三者機関による認証なしで資格や証明書の真正性を確認可能

メタバース大学PTでは、このDID/VC技術を活用して資格証明書の発行や認証システムの構築を検討している。デジタル空間における教育プログラムの修了証明や資格認定において、より信頼性の高い仕組みを実現することが期待される。

WEBmetaverseによる教育DXに関する考察

WEBmetaverseを活用した教育分野での実証実験は、デジタル空間における学習効果の検証という点で重要な意義を持っている。特にDID/VC技術との組み合わせにより、デジタル空間での学習成果の信頼性担保や資格認定の新たな可能性が開かれることが期待できるだろう。

一方で、メタバース空間での学習にはデジタルデバイドの問題や、リアルな対面コミュニケーションの価値との両立という課題が存在する。今後は従来の教育手法とメタバース空間での学習を効果的に組み合わせ、それぞれの利点を活かした新しい教育モデルの確立が求められるだろう。

また、メタバース大学PTの取り組みを通じて得られる知見は、教育分野に限らず様々な業界でのデジタル空間活用に応用できる可能性がある。360Channelには実証実験で得られたデータや課題を広く共有し、デジタル空間経済の発展に貢献することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「360ChannelのWEBmetaverse、日本デジタル空間経済連盟の実証実験プロジェクト「メタバース大学PT」の実施環境に採用！ | 株式会社360Channelのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000020337.html, (参照 25-02-28).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「VR」に関するコラム一覧「VR」に関するニュース一覧