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公開：2025-03-03

NTT BPがJapan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming対応を発表、全世界のWi-Fiスポットへの自動接続が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NTT BPがJapan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming対応を発表
• 全世界のOpenRoaming対応Wi-Fiスポットに自動接続が可能に
• Android版とiOS版のver.4.0.1から新機能が利用可能

NTT BPのJapan Wi-Fi auto-connectがOpenRoamingに対応し利便性が向上

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社は2025年2月27日、フリーWi-Fi接続アプリ「Japan Wi-Fi auto-connect」のOpenRoaming対応を発表した。このアプリは日本全国の700以上のフリーWi-Fiサービスに対応しており、ユーザー登録を行うことで各地の自治体や商業施設が提供するWi-Fiスポットへの自動接続が可能となっている。^[1]

OpenRoamingはWireless Broadband Alliance（WBA）と参画企業が共同開発した国際的なローミング基盤であり、一度設定を行えば様々な提供者のWi-Fiサービスを自動かつ安全に利用することができる。Japan Wi-Fi auto-connectは従来のフリーWi-Fiサービスに加えて、全世界のOpenRoaming対応Wi-Fiスポットへの自動接続機能を実装したことで、ユーザーの利便性が大幅に向上している。

本機能はAndroid版とiOS版のver.4.0.1以降で利用可能となっており、最新バージョンへのアップデート後にアプリを起動することで設定が完了する。なお、OpenRoaming対応Wi-Fiスポットへの接続にはAndroid11以上が必要となり、iOS版では初回設定時に表示されるダイアログで「OK」を選択する必要がある。

Japan Wi-Fi auto-connectの機能まとめ

OpenRoamingについて

OpenRoamingとは、Wireless Broadband Alliance（WBA）と参画企業が開発した国際的なローミング基盤のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 異なるSSID・提供者のWi-Fiサービスを統合的に利用可能
• 一度の設定で自動接続機能が有効化
• セキュリティを確保した安全な接続を実現

OpenRoamingの導入により、ユーザーは個別のWi-Fiスポットごとに認証手続きを行う必要がなくなり、シームレスなインターネット接続が可能となっている。この技術革新により、公衆無線LANの利便性が飛躍的に向上し、より快適なモバイルインターネット環境の実現に貢献している。

Japan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming対応に関する考察

Japan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming対応は、国内外のWi-Fi利用における重要な進展となるだろう。特に訪日外国人や海外出張の多いビジネスパーソンにとって、個別のWi-Fi設定や認証作業が不要になることで、シームレスなインターネット接続環境が実現できる点は大きな利点となっている。

今後の課題として、Android11未満の端末ではOpenRoaming対応Wi-Fiスポットに接続できない点や、iOS版での初期設定時における特別な操作が必要な点が挙げられる。これらの課題に対しては、対応OSのバージョン要件の緩和や、より直感的な設定インターフェースの実装が解決策として考えられるだろう。

将来的には、OpenRoaming対応Wi-Fiスポットの更なる拡大や、他社サービスとの連携強化が期待される。特に地方都市や観光地におけるWi-Fiスポットの拡充は、地域活性化やインバウンド需要の取り込みにも貢献する可能性が高く、Wi-Fi接続環境の発展が社会全体にもたらす影響は大きいだろう。

参考サイト

1. ^ CFD販売株式会社. 「RX7900XT PGW 20GOの取扱を開始しました | RX7900XT PGW 20GO | ASRock(アスロック) Radeon RX 7900 XT ホワイトカラー3連ファン搭載 オーバークロック グラフィックボード | CFD販売株式会社 CFD Sales INC.」. https://www.cfd.co.jp/consumer/product/release/rx7900xt-pgw-20go.html, (参照 25-03-03).

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